岩手県の玄関口である盛岡駅には、地元の味と伝統が詰まった魅力的なお土産が豊富に揃っています。半世紀以上愛され続ける「八幡平の樹氷」や、サクサクの食感が特徴的な「タルトタタンのアップルサンド」など、洗練された洋菓子から、450年以上の歴史を持つ南部せんべいまで、バラエティ豊かな商品を取り揃えています。また、盛岡三大麺として知られる冷麺やじゃじゃ麺は、ご当地グルメとして人気の高いお土産です。伝統的な和菓子から現代的なスイーツまで、盛岡ならではの特産品は、贈る相手や用途に応じて幅広い選択肢があります。

盛岡には魅力的なお土産がいっぱい！

盛岡の土産は、長い歴史と豊かな食文化を反映した魅力的な品々が揃っています。南部せんべいは、450年以上の歴史を持つ岩手を代表する銘菓で、素朴な味わいが人気です。また、「盛岡冷麺」「わんこそば」「盛岡じゃじゃ麺」といった独自の麺文化も、お土産として楽しめます。
地元の人々に愛され続ける和菓子や、新しい感覚のスイーツも見逃せません。「もちもち焼」は、もち粉を使った独特の食感が特徴的な和スイーツです。さらに、「福田パン」のコッペパンは、地元民だけでなく観光客にも人気で、クッキーバージョンも登場しています45。盛岡の土産は、伝統と革新が融合した多彩な味わいを提供し、旅の思い出を豊かにしてくれます。

盛岡のおすすめお土産11選

岩手の銘酒、伝統の味わい「明けがらす」

出典：まつだ松林堂

岩手県遠野市の老舗和菓子店「まつだ松林堂」が100年以上にわたり作り続けている伝統銘菓が「明けがらす」です。名前の由来は、くるみの切り口が飛ぶカラスの姿に見えることから名付けられたといいます。米粉、ごま、くるみを使ったこの和菓子は、餅とらくがんの中間のような独特のしっとりとした食感が特徴。噛むほどに広がるくるみとごまの香ばしい風味が魅力で、米粉の優しい甘さも相まって、上品な味わいを楽しめます。その美味しさは地元の人々だけでなく観光客にも広く愛され、天皇皇后両陛下への献上品やJAL国内線ファーストクラスのデザートにも選ばれた実績があります。遠野の歴史と文化が詰まった逸品「明けがらす」は、盛岡旅行のお土産にぜひおすすめしたい一品です。

カリッと香ばしい磯の風味「元祖いかせんべい」

出典：元祖 すが田のいかせんべい

岩手県遠野市の老舗和菓子店「まつだ松林堂」が100年以上にわたり作り続けている伝統銘菓が「明けがらす」です。名前の由来は、くるみの切り口が飛ぶカラスの姿に見えることから名付けられたといいます。米粉、ごま、くるみを使ったこの和菓子は、餅とらくがんの中間のような独特のしっとりとした食感が特徴。噛むほどに広がるくるみとごまの香ばしい風味が魅力で、米粉の優しい甘さも相まって、上品な味わいを楽しめます。その美味しさは地元の人々だけでなく観光客にも広く愛され、天皇皇后両陛下への献上品やJAL国内線ファーストクラスのデザートにも選ばれた実績があります。遠野の歴史と文化が詰まった逸品「明けがらす」は、盛岡旅行のお土産にぜひおすすめしたい一品です。

創業100年以上！盛岡の伝統銘菓「ごま摺り団子」

出典：菓匠 松栄堂

岩手県一関市にある老舗菓子店「松栄堂」が手がける「ごま摺り団子」は、創業明治36年（1903年）から続く伝統の味です。もちもちとした団子の中に、とろりとした黒ごま蜜が詰まっており、一口でぷちっと弾ける食感と濃厚な甘みが楽しめます。地元東北産のうるち米を使用し、隠し味には岩手県の老舗醤油メーカー「佐々長醸造」の本醸造醤油を加えることで、奥深い風味を実現しています。
もともとは常温販売されていましたが、保存性を高めるため冷凍販売へと進化。現在では盛岡駅や仙台駅などの主要駅でも購入可能で、岩手土産の定番として親しまれています。また、「ジョジョの奇妙な冒険」第8部に登場する「ごま蜜団子」のモデルにもなったことで話題を集めました。

ふわとろ食感の王道スイーツ「かもめの玉子」

出典：さいとう製菓

「かもめの玉子」は、岩手県を代表する銘菓で、約70年の歴史を誇る定番のお土産です。三陸のカモメの卵をモチーフにした形が特徴で、しっとりとした黄味餡をカステラ生地とホワイトチョコレートで包んだ優しい甘さが魅力です。モンドセレクション金賞を3年連続で受賞し、素材には大手亡豆や北東北産のキタカミ小麦を使用するなど、こだわりが詰まっています。スタンダードサイズのほか、ミニサイズや季節限定フレーバーも人気。盛岡市内の直営店では、和菓子や焼きたてパンも購入可能です。海外へのお土産にも喜ばれ、個包装のため職場用にも最適な一品。盛岡を訪れた際には、ぜひ手に取ってみてください。

地元産りんごの香り広がる逸品「タルトタタンのアップルパイ」

出典：タルトタタン

タルトタタンのアップルパイは、岩手県産のりんごを贅沢に使用した人気のお土産です。サクサクのパイ生地に、甘酸っぱい岩手県産りんごの酸味とアンズジャムの上品な甘さが絶妙なバランスで調和しています。岩手がりんごの主要産地であることから、地元の素材を活かした郷土色豊かなスイーツとして愛されています。
このアップルパイは、季節限定で10月から3月まで販売され、滝沢産のりんごをゴロゴロと生地に入れ、表面にはりんごのピューレを塗って焼き上げることで、りんごの風味が存分に楽しめます。40種類近いスイーツの中でも特に人気が高い商品で、盛岡駅ビル「フェザン」の店舗で購入可能です。バラ売りが可能なため、試食しながらお土産選びができるのも魅力の一つです。

盛岡城址公園をイメージした上品な一品「城サブレ」

出典：丸基屋 Marukiya

「城サブレ」は、盛岡城の再興を祈念して創られた特徴的なお菓子です。盛岡城をモチーフにした最中種に、サクサクのサブレ生地を合わせた独創的な組み合わせが魅力。味はプレーン、ごま、くるみ、ホワイトチョコの4種類があり、それぞれ異なる風味が楽しめます。隠し味には岩塩が使用されており、サクサクの食感とともに深い味わいが堪能できます。
 
パッケージには南部氏の家紋「南部鶴」や石垣が描かれており、見た目からも盛岡の歴史と風情を感じさせます。このお菓子は、2033年までの盛岡城復元プロジェクトを応援する意味も込められており、地域貢献の一環としても注目を集めています。
 
購入は、盛岡駅ビル「フェザン」にある丸基屋の店舗で可能です。5個入りが864円で販売されており、手軽に購入できることからお土産や贈り物としても人気の一品です。

バターの香り豊かな和洋折衷スイーツ「あんバターサンドクッキー」

出典：富澤商店

「あんバターサンドクッキー」は、盛岡の名物パン屋「福田パン」の人気メニュー「あんバター」をモチーフにした和洋折衷のスイーツです。サクサクとしたプレーンクッキーに、あんバター風味のクリームを挟み込み、コッペパンの味わいを再現しています。アーモンドやコーンフレークを使用することで、独特の食感が楽しめるのもポイントです。
 
このスイーツは、1個あたり97kcalと手軽に楽しめるサイズ感で、6個入り670円、12個入り1,150円（税抜）で販売されています。盛岡駅構内や岩手県内のサービスエリアで購入可能なため、観光やドライブのお供にもぴったりです。
 
さらに、売上の一部は岩手県の子どもたちのために活用されており、地域貢献にもつながる商品として注目を集めています。2017年12月の発売以降、地元の人々や観光客から好評を得ており、盛岡の新しい名物土産としてその地位を確立しています。

盛岡冷麺の味わいを軽やかに「冷麺南部せんべい」

出典：老舗白沢せんべい店

「冷麺南部せんべい」は、盛岡の二大名物である冷麺と南部せんべいを融合させた独創的なお土産です。冷麺の麺に使用する粉を100％使い、冷麺のタレとキムチを塗って乾燥させて作られており、通常の南部せんべいとは一味違う濃厚な味わいが特徴です。軽い食感とピリ辛のキムチ風味が楽しめるため、変わり種のお土産としても注目を集めています。
 
この商品は、盛岡市紺屋町にある「老舗 白沢せんべい店」で販売されており、1枚70円（税別）という手頃な価格で購入できます。通常の南部せんべいよりもやや柔らかい食感が特徴で、冷麺の材料をそのまま使用しているため、本格的な冷麺の味が楽しめるのも魅力の一つです。
 
盛岡土産として職場や親戚へのお土産にも最適で、「他にはないユニークなお菓子」として喜ばれること間違いありません。

郷土の祭りをモチーフにした可愛らしい銘菓「チャグチャグ馬ッコ 子馬のポルカ」

出典：モヤーネ

「チャグチャグ馬ッコ 子馬のポルカ」は、岩手県の伝統行事「チャグチャグ馬コ」をモチーフにした可愛らしい銘菓です。馬の形をした最中の皮に、クルミ、岩手県滝沢産のお米のパフ、キャラメルを香ばしく絡めて焼き上げたフロランタンが詰められています。春に生まれた子馬が母と一緒に祭りに参加する様子をイメージして作られており、軽やかな食感が特徴です。
 
この菓子は、1966年に「創菓工房みやざわ」から発売された「チャグチャグ馬ッコ最中」の姉妹品で、より現代風なアレンジが施されています。若草色のパッケージは、子馬が走る草原をイメージしたデザインで、可愛らしい見た目もお土産にぴったりです。
 
8個入りで1350円、賞味期限は2か月と日持ちするため、遠方へのお土産としても最適です。盛岡駅フェザンや「創菓工房みやざわ」の店舗で購入可能で、岩手県の郷土色豊かな銘菓として観光客や地元の人々に人気があります。

三陸の海の幸がぎっしり詰まった贅沢な一品「三陸海宝漬」

出典：三陸釜石元気市場

「三陸海宝漬」は、岩手県釜石市の中村家が手がける贅沢な海産物の詰め合わせです。三陸産のめかぶ、いくら、あわびを中心に、うにやほたてなどの海の幸を秘伝のタレで味付けした逸品で、その贅沢な内容から「海の宝石箱」とも呼ばれています。
 
特筆すべきは、あわびの調理法です。中村家独自の技法「だまし煮」を用いることで、あわびを柔らかく仕上げています。めかぶには三陸産の肉厚で歯ごたえのあるものを使用し、いくらは最高ランクの「3特」を使用しており、白米に合う濃厚な味付けが特徴です。これにより、温かいご飯にかけるだけで豪華な海鮮丼が楽しめるのも魅力の一つです。
 
価格は4,000円（税込）から購入可能で、冷凍保存が可能なため、贈答品やお土産にも最適です。その贅沢さと品質の高さから、観光客だけでなく地元の岩手県民にも愛されています。三陸の豊かな海の幸をぎゅっと詰め込んだ「三陸海宝漬」は、大切な人への贈り物にもぴったりな逸品です。

外はカリッ、中はもっちり食感の新感覚「もちもち焼」

出典：御菓子司 山善

「もちもち焼」は、盛岡の老舗和菓子店「御菓子司 山善」が誇る人気商品です。外側はカリッと香ばしく焼き上げられ、中はもっちりとした食感が楽しめる和菓子で、和と洋が融合した独自の美味しさが魅力です。虎模様に焼き上げられた表面は、盛岡城にまつわる虎伝説をイメージしており、地元の歴史と文化が反映された一品です。
 
「もちもち焼」は、甘さ控えめの粒あんをもちもちした焼き皮でサンドした構造が特徴で、老若男女問わず幅広い年齢層に愛されています。その美味しさから、店舗の人気No.1商品として知られ、盛岡を訪れる観光客にも地元の人々にも親しまれています。
 
10個入りのパッケージで販売されており、贈答用のお土産としても人気です。盛岡駅ビル「フェザン」の店舗でも購入可能なため、観光客にとってもアクセスしやすい商品です。伝統的な和菓子の味わいを現代的にアレンジした「もちもち焼」は、盛岡を訪れた際にはぜひ手に取ってほしい逸品です。

盛岡に行ったらお土産を買って帰ろう！

盛岡のお土産は、地元の伝統や風土を感じられる魅力的な品々が揃っています。定番の和菓子や地元ならではの食品はもちろん、ここでしか手に入らない工芸品や雑貨は、贈り物にも自分へのご褒美にも最適です。観光の思い出を色濃く残してくれるお土産は、旅の楽しみの一つでもあります。ぜひ、盛岡を訪れた際は、ここでしか味わえない特別な一品を見つけてみてください。大切な人への贈り物にも、自分へのご褒美にも、心温まる盛岡の魅力が詰まったお土産がきっと見つかるはずです。