鳴子には魅力的な日帰り温泉がたくさん！

鳴子温泉郷は、日本有数の泉質の多様性を誇る温泉地です。日本にある11種類の泉質のうち、8種類もの泉質が楽しめる温泉天国です。源泉数は約370本にも及び、湯量も豊富で、多くの宿が自家源泉を持っています。湯色も白濁、緑白、青色、茶褐色、黒色、無色など様々で、天候によって日々変化することもあります。感触もさらりとしたものからとろりとしたものまで多彩です。日帰り入浴では、旅館の温泉はもちろん、地元の人々が大切に守る共同浴場も利用でき、地域の人々との触れ合いも楽しめます。「湯めぐりチケット」を利用すれば、お得に様々な温泉を巡ることができ、鳴子温泉郷の魅力を存分に味わえます。

鳴子のおすすめ日帰り温泉8選

鳴子のシンボル！硫黄の香り漂う「滝の湯」

提供：ニフティ温泉

鳴子温泉を代表する共同浴場「滝の湯」は、千年以上の歴史を持つ鳴子温泉神社の御神湯として知られる名湯。総ヒバ造りの風情ある浴室には、うっすら青みがかった乳白色のにごり湯が湧き、硫黄と金気の香りが漂います。泉質は酸性の含硫黄-硫酸塩泉で、皮膚の角質を溶かし、にきびや吹き出物にも効果的。あつ湯・ぬる湯の浴槽や打たせ湯もあり、じっくり温泉を楽しめます。料金は大人200円、小人100円とリーズナブル。JR鳴子温泉駅から徒歩5分とアクセスも良好で、神経痛や冷え症、慢性皮膚病などに効果が期待できます。昔ながらの湯治文化を体験したい方におすすめです。

美肌効果抜群！黒い湯の秘湯「黒湯の高友旅館」

提供：ニフティ温泉

東鳴子温泉にある「黒湯の高友旅館」は、鳴子温泉郷で唯一鉄天然ラジウム泉を誇る秘湯。名物の「黒湯」は、暗緑色に濁った濃厚な湯で、コールタールのような独特の香りが特徴。泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉で、慢性皮膚病や糖尿病に効果が期待できます。館内には4種類の源泉と7つの湯壺があり、黒湯のほかにも炭酸泉や重曹泉など個性的な湯を楽しめるのも魅力。黒湯は基本混浴ですが、19時～21時は女性専用時間あり。日帰り入浴は大人500円、子供250円とリーズナブルで、鳴子御殿湯駅から徒歩約3分とアクセスも良好。湯治効果が高いと評判の温泉で、じっくり体を癒してみては？

学生の情熱が掘り当てた「鳴子・早稲田桟敷湯」

提供：ニフティ温泉

「鳴子・早稲田桟敷湯」は、1948年に早稲田大学の学生たちが実習中に掘り当てた歴史を持つ共同浴場。2024年11月にリニューアルオープンし、黄色い外観が特徴的な建物は早稲田大学の教授が設計しました。泉質はナトリウム－硫酸塩・塩化物泉で、動脈硬化症や慢性皮膚病に効果が期待でき、硫黄の香りは控えめ。広々とした湯船でゆったりくつろげるのが魅力です。入浴料は大人660円、子供330円。営業時間は9:00～21:30（最終入浴21:00）と遅くまで利用可能。鳴子温泉駅からすぐの好アクセスで、湯めぐりの合間にも立ち寄りやすい温泉です。

うなぎの湯で有名！名湯を堪能「鳴子ホテル」

提供：ニフティ温泉

「鳴子ホテル」は、鳴子温泉駅から徒歩約3分とアクセス抜群の宿泊施設。名湯「うなぎの湯」として知られ、湯色が白や緑に変化する神秘的な温泉が楽しめます。館内には複数の浴場があり、多彩な温泉体験が魅力です。宿泊者には館内利用券500円分や共同浴場「滝の湯」の無料入浴券がプレゼントされ、こけしの絵付け体験や囲碁・将棋・麻雀の無料利用など特典も充実。周辺には鳴子峡やスタンドアップパドルボート体験もあり、温泉とアクティビティをセットで楽しめます。鳴子温泉を存分に満喫するなら、ぜひ訪れてみてください。

趣ある木造建築で湯浴み「西多賀旅館」

提供：ニフティ温泉

鳴子温泉の「西多賀旅館」は、趣ある木造建築と湯治文化を体験できる老舗宿。名物の緑色のにごり湯は、含芒硝-重曹硫化水素泉（中性）で肌に優しく、長湯に最適。温度は約41℃と心地よく、硫黄と油の香りが漂う独特の雰囲気を楽しめます。日帰り入浴は大人700円、子供400円。毎晩の浴槽清掃で常に新鮮な湯を提供しているのも嬉しいポイントです。館内は清潔感があり、家庭的な料理も好評。自炊湯治プラン（6,000円～）もあり、ゆったりとした温泉滞在が可能。鳴子温泉駅から徒歩圏内とアクセスも良好で、気軽に立ち寄れる温泉宿です。

歴史ロマン漂う「義経ゆかりの湯 姥乃湯」

提供：ニフティ温泉

鳴子温泉の「姥乃湯」は、開湯400年以上の歴史を誇る温泉宿。伝説によると、源義経が平泉へ逃れる途中、妻の産湯として使われたことから「泣き子の湯」と呼ばれ、後に「鳴子」の地名の由来になったとされています。最大の特徴は、4つの異なる源泉（亀若の湯、姥乃湯、星の湯、新湯）を有し、すべて源泉かけ流しで楽しめること。日帰り入浴は大人550円、子供350円で、営業時間は9:00～16:00。鳴子温泉駅から徒歩6分とアクセスも良好。歴史を感じながら、豊かな泉質の違いをじっくり堪能できる名湯です。

源泉かけ流しの露天風呂「東鳴子温泉 馬場温泉」

提供：ニフティ温泉

「馬場温泉」は、東鳴子温泉にある源泉かけ流しの黒湯が特徴の個性的な温泉。ナトリウム-炭酸水素塩泉（pH6.81）で、湯の色はまるで濃厚なコーラ色。さらに、強い油臭とコールタール臭が漂い、温泉マニアの間でも話題の湯です。温度は47.2℃と高めで、切り傷や冷え性に効果が期待できます。湯船はコンパクトで、3人入ると満杯になるほどのこぢんまりとした空間。泡立ちが豊富で、湯の表面がパチパチと弾ける独特の体験も魅力です。日帰り入浴は事前予約制で、大人500円、子供250円。アクセスはJR鳴子御殿湯駅から徒歩約20分。秘湯好きにおすすめの、東鳴子温泉ならではのユニークな温泉体験を味わってみてください。

地元に愛される共同浴場「東多賀の湯」

提供：ニフティ温泉

鳴子温泉郷の「東多賀の湯」は、白濁した硫黄泉が特徴の共同浴場。鳴子温泉郷では珍しい含硫黄－ナトリウム・カルシウム－炭酸水素塩・硫酸塩泉（硫化水素型）の泉質で、アトピーや皮膚病に効果が期待できます。湯温は約40℃とぬるめで、長湯にも最適。乳白色の湯、なめらかな肌触り、油臭のある硫黄の香りが温泉好きに人気です。日帰り入浴は大人800円、子供400円で、営業時間は10:30～14:30。素朴な雰囲気の湯治場としても親しまれ、長期滞在の湯治客も多く訪れます。さらに、温泉水の持ち帰りも可能。地元の人々に愛される、鳴子の名湯をじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。

鳴子の人気日帰り温泉を満喫！

鳴子温泉郷は、豊富な湯量と多彩な泉質を誇る東北屈指の名湯です。本記事で紹介した8つの日帰り温泉は、それぞれに特色があり、訪れる人々を魅了しています。源泉かけ流しの湯を楽しめる施設や、美しい景色を眺められる露天風呂、さらには貸切風呂でゆったりと過ごせる宿まで、多様な楽しみ方ができます。鳴子の温泉は、その効能や泉質の変化を楽しむだけでなく、周辺の自然や温泉街の雰囲気も含めて、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい場所です。ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりの温泉を見つけて、鳴子の魅力を存分に味わってください。