郡山には魅力的なお土産がいっぱい！

郡山には、伝統と革新が融合した魅力的なお土産が揃っています。中でも、東北地方で古くから親しまれている「くるみゆべし」は、もち米やくるみ、本醸造醤油の絶妙な風味が特徴で、世代を問わず愛される逸品です。また、「ままどおる」や「エキソンパイ」といった郡山発祥の洋菓子、「薄皮饅頭」などの和菓子、さらには地元産の果物を使用したスイーツまで、多彩なラインナップが魅力です。郡山ならではの食文化を感じられるお土産を選んで、旅の思い出を彩ってみてはいかがでしょうか。

郡山のおすすめお土産6選

福島が誇る不動の人気No.1「ままどおる」

出典：三万石

郡山を代表するお土産のひとつが、三万石の「ままどおる」です。1967年の発売以来、50年以上にわたって愛され続ける福島県の銘菓で、バターを使った生地でミルク風味のあんを包んだ、しっとりとした食感と優しい甘さが特徴です。スペイン語で「お乳を飲む子」を意味する名前がつけられ、黄色い包装に母子のイラストが描かれたパッケージも印象的。和洋折衷の味わいはコーヒーや日本茶とも相性が良く、東京の福島県アンテナショップでも常に人気上位を誇ります。長年愛される理由は、高品質な原材料へのこだわりと、福島の郷土の味としての確かな存在感。福島の魅力を凝縮した逸品として、県内外問わず多くの人々に親しまれています。

伝統と革新が織りなす逸品「薄皮饅頭」

出典：柏屋

柏屋の薄皮饅頭は、1852年に初代本名善兵衛が「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる」との思いから考案した郡山の銘菓で、日本三大まんじゅうの一つとして170年以上にわたり愛され続けています。厳選された小豆を使用した自家製餡は、一般的な饅頭の生地とあんの比率1:2に対し、1:4.5とあんの割合が圧倒的に多く、こしあんは上品でなめらかな口当たりとさらっとした甘さが特徴で、つぶあんは小豆本来の素朴な風味が楽しめます。伝統を守りながらも革新を続け、2020年には宇治抹茶味を発売し、白餡をベースに京都産の抹茶を使用した新たな味わいを実現したほか、ミニサイズや木製せいろ入りの特別パッケージなど時代のニーズに合わせた商品展開を行っています。さらに、1963年には世界初の自動包あん機を開発・導入し、フローズン薄皮や焼き薄皮などの革新的な商品開発を実施するなど、伝統と技術革新を両立させながら、賞味期限8日間の保持や電子レンジでの温め直し、冷凍保存にも対応するなど、現代のライフスタイルにも適応した利便性を備えています。

工場から生まれた奇跡の逸品「生キャラメル」

出典：ザ・モール郡山

郡山のお土産の中でも、向山製作所の「生キャラメル」は特筆すべき逸品です。主原料に新鮮な牛乳と生クリームをたっぷり使用し、口の中でとろけるような食感が魅力。添加物を使わず、一粒一粒手作りで仕上げられることで、芳醇で優しい味わいを生み出しています。ブランド名「ノースミルク」として販売され、10粒入りで1,000円前後と贅沢な一品。製造過程では温度管理を徹底し、絶えず混ぜ続けるなど、職人のこだわりが詰まっています。郡山駅のおみやげ館でも購入でき、老若男女に喜ばれることから、特別な手土産としてもおすすめ。地元の乳製品を活かした商品開発の成功例として、郡山の食文化と創造性を体現する一品です。

郷土の味わい深い伝統菓子「くるみゆべし」

出典：かんのや

東北地方、特に福島県で親しまれている「くるみゆべし」は、郡山のお土産としても人気の伝統的な和菓子です。もち米を主原料に、くるみと醤油を加えて作られ、甘じょっぱい味わいと香ばしさが特徴。地域によって四角や三角形など形状が異なり、控えめな甘さとくるみの食感が絶妙なバランスを生み出しています。冬季は常温保存が可能で、夏季は冷蔵保存が推奨されるため、お土産にもぴったり。福島県観光物産館では、会津・福島県北・福島県中のさまざまなゆべしが揃い、選ぶ楽しさも魅力のひとつです。地元の人々に愛される素朴な味わいを、ぜひ郡山の旅の思い出に持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

懐かしさと新しさの融合「カリントまんじゅう」

出典：イオンショップ

カリントまんじゅうは、伝統的な和菓子を現代風にアレンジした、郡山の新しい名物スイーツです。黒糖を煮詰めた「こがし蜜」を練り込んだ風味豊かな生地で、良質な小豆のこしあんを包み、香ばしく油で揚げた一品。しっとりとした食感に、甘さを引き立てるほのかな苦味が加わり、懐かしさと新しさが絶妙に融合しています。10個入りや15個入りの箱詰めが一般的で、お土産としても人気。賞味期限は約16日と日持ちし、緑茶はもちろんコーヒーとも相性抜群です。オーブントースターで軽く温めると揚げたての風味が楽しめるのも魅力。郡山の食文化の革新性を示す代表的な商品として、地元の人々や観光客に広く愛されています。

伝統の技が光る銘菓「エキソンパイ」

出典：三万石

エキソンパイは、郡山の老舗菓子店「三万石」が1960年に発売した銘菓で、パイ生地でくるみ入りの白餡を包んだ和洋折衷の焼き菓子です。フランス語の「盾」をイメージした正方形の形状が特徴で、バターが香るサクサクのパイ生地と程よい甘さの白餡が絶妙なバランスを生み出しています。三万石の「技術の前に良質な原料あり」という精神のもと、厳選された素材を使用。出来立てはサクッと、時間が経つとしっとりとした食感へ変化し、お茶やコーヒーとの相性も抜群です。レンジで温めたり冷やしたりと、アレンジ次第で異なる味わいを楽しめるのも魅力。「ままどおる」と並ぶ福島県の代表的なお土産として、多くの人に愛され続けています。

郡山に行ったらお土産を買って帰ろう！

郡山には、美味しいお菓子や地元ならではの食品、ここでしか手に入らない雑貨など、魅力的なお土産が揃っています。定番の銘菓から個性的なアイテムまで、旅の思い出とともに大切な人への贈り物や自分へのご褒美にぴったりです。郡山ならではの味や文化を感じられるお土産を選びながら、ぜひ旅の余韻を楽しんでください。訪れるたびに新たな魅力を発見できる郡山の特産品を、ぜひ手に取ってみてくださいね。