宮島には魅力的なお土産がいっぱい！

宮島土産の魅力は、その多様性と伝統的な価値にあります。世界遺産に登録された厳島神社の神聖さを反映した「宮島焼」や、神砂を使用した「神砂焼」などの伝統工芸品は、宮島の歴史と文化を体現しています。また、地元の海産物を活かした「宮島かき」や「あなご飯」は、瀬戸内海の豊かな恵みを味わえる逸品です。
さらに、宮島ならではの創意工夫が光る商品も魅力的です。例えば、もみじ饅頭を揚げた「揚げもみじ」や、宮島の新名物「ぺったらぽったら」など、伝統を基にした新しい食文化も生まれています4。これらの土産品は、宮島の自然、歴史、文化を凝縮した「ザ・宮島ブランド」として、訪れる人々に深い印象を残します。

宮島のおすすめお土産8選

5色の紅葉が彩る上品スイーツ「紅葉バターサンド」

出典：風籟堂

宮島の新定番お土産として話題を集めているのが、風籟堂の「紅葉バターサンド」です。秋の宮島の山々を思わせる5色の紅葉型クッキーに、甘さ控えめのバタークリームと濃厚なキャラメルソースをサンドした、上品な味わいが特徴のスイーツです。5個入りセットは華やかなお土産として人気が高く、店頭では1個から購入できるため、作りたてを食べ歩きで楽しむことも可能です。
 
クリームの控えめな甘さとキャラメルソースの相性が絶妙で、老若男女問わず幅広い年齢層に支持されています。購入は宮島内の表参道店と紅葉谷店の2店舗で可能。価格は1個180円、5個入り900円（税込）と手に取りやすい価格設定です。伝統的な「もみじ饅頭」とは異なる洋風スイーツとして、宮島のお土産の新たな選択肢として注目されています。
 

100年の歴史が織りなすもっちり和菓子「桐葉菓」

出典：ひろしまグルメ

「桐葉菓」は、広島の老舗菓子店やまだ屋が1997年に発売を開始した、もみじ饅頭に次ぐ広島の新銘菓です。茶道の上田宗箇流家元とのご縁から生まれたお菓子で、「お茶会の手土産」をコンセプトに開発されました。もっちりとした独特の食感は、もち粉100%の生地に卵とバターを加えることで実現。中には、こしあんと粒あんを絶妙にブレンドした風味豊かな餡が詰まっています。
 
外観の特徴は、上田宗家の家紋「桐」の焼印と四角い形状です。見た目にも上品さが感じられるこの和菓子は、常温はもちろん、冷蔵、冷凍、温めるなど、さまざまな方法で楽しめるのも魅力です。その美味しさと品質は折り紙付きで、「ザ・広島ブランド」認定品であるほか、全国菓子大博覧会では名誉総裁賞も受賞しています。
 
伝統的な和菓子の魅力を現代の感性でアレンジした「桐葉菓」は、老若男女問わず幅広い世代から愛される広島の定番土産。上品な味わいと美しいデザインは、手土産や贈り物にも最適な逸品です。

飼育員監修の愛らしい和三盆「みやじますいぞくかん和三盆」

出典：おみや

「みやじますいぞくかん和三盆」は、宮島水族館のオリジナル商品として人気を集める上品な和菓子です。香川県の和三盆専門メーカー「ばいこう堂」が製造し、宮島水族館の飼育員が監修したことで、スナメリやコツメカワウソなど水族館の代表的な生き物が精巧に再現されています。ボディラインやヒレの位置、毛並みの質感にまでこだわったリアルな仕上がりが特徴です。
 
優しいパステルカラーで彩られた見た目は可愛らしく、目にも楽しいデザインです。上品な甘さと滑らかな口溶けが特徴で、特に緑茶との相性が抜群。価格は1箱540円（税込）と手に取りやすく、宮島水族館でのみ購入可能な限定商品です。
 
伝統的な和菓子の技法と現代的なデザインが融合したこの和三盆は、宮島水族館の思い出を甘美に彩る特別なお土産として、幅広い年齢層に愛されています。かわいらしい見た目と上品な味わいで、家族や友人への贈り物にもぴったりな一品です。

90年の伝統が息づく宮島の銘菓「もみじまんじゅう」

出典：にしき堂

宮島の代表的な銘菓「もみじまんじゅう」は、100年以上の歴史を誇る伝統菓子です。明治後期に和菓子職人の高津常助によって考案され、もみじの葉の形をした可愛らしい見た目と、カステラ生地で包まれた餡の優しい甘さが特徴。誕生以来、宮島を象徴するお土産として多くの人に愛され続けています。
 
もみじまんじゅうは、伝統的なこしあんの他にも、チョコレートやクリーム、チーズなど、多彩なフレーバーが展開されており、選ぶ楽しさも魅力の一つです。さらに、揚げたての「揚げもみじ」や、ひんやり冷やして味わう「フレフレもみじ」など、新しい食べ方も話題を集めています。製造を手がけるのは、藤い屋や紅葉堂といった90年以上の歴史を持つ老舗店が中心で、手作りにこだわった丁寧なものづくりが支持されています。
 
1980年代のお笑いブームをきっかけに全国的な知名度が急上昇したもみじまんじゅうは、宮島の自然と文化を体現する和菓子として、今なお進化を続けています。訪れるたびに新しい味や食べ方に出会えるもみじまんじゅうは、宮島観光の思い出をより一層鮮やかにしてくれる一品です。

外カリッと中モチモチの新感覚おにぎり「ぺったらぽったら」

出典：食べログ

「ぺったらぽったら」は、宮島の新名物として人気を集める独特な食感のおにぎりです。広島県産のもち米とうるち米を独自にブレンドした生地を使用し、外はカリッと香ばしく、中はもちもちとした新しい食感が楽しめる一品です。
 
味は2種類あり、瀬戸内海産の牡蠣をのせたタイプと、天然穴子を中に包んだタイプが用意されています。どちらも、秘伝の醤油ベースのタレで味付けされ、炭火で一つひとつ丁寧に焼き上げられるため、香ばしい香りと深い味わいが楽しめます。無添加・手作りにこだわり、素材本来の美味しさを最大限に引き出しているのも特徴です。
 
価格は各400円と手頃で、宮島の表参道商店街にある「ぺったらぽったら本舗」で購入可能です。食べ歩きにもぴったりなサイズ感で、観光中の小腹を満たすのに最適な一品。地元ライターからも高く評価されており、伝統的な和の味わいと現代的な食感が見事に融合した、まさに“宮島ならでは”の新名物として注目を集めています。

牡蠣2個丸ごと入った贅沢揚げパン「牡蠣カレーパン」

出典：*仙台経済新聞

「牡蠣カレーパン」は、宮島の食べ歩きグルメとして注目を集める贅沢な揚げパンです。広島産の大粒牡蠣を2個丸ごと使用し、サクサクの衣とふっくらしたパン生地の中に、甘めのビーフカレーと牡蠣のクリーミーな旨味が絶妙にマッチしています。スパイスの効いたカレーが牡蠣の独特な風味を和らげるため、牡蠣が苦手な人でも美味しく味わえるのがポイントです。
 
この「牡蠣カレーパン」は、宮島桟橋から徒歩約5分の「BIG SET 宮島本店」で購入でき、揚げたての熱々をその場で楽しむことができます。価格は1個320円と手頃で、朝8時から営業しているため、朝の参拝後の軽食や観光の合間の小腹満たしに最適です。さらに、冷凍商品としてオンライン販売も行っており、自宅でも本格的な味わいを楽しめるのも魅力の一つです。
 
観光客はもちろん、地元民からも愛される「牡蠣カレーパン」は、宮島の新たな名物としてその人気が広がっています。外はサクサク、中はとろけるような食感と濃厚な牡蠣の風味が楽しめるこの一品は、宮島観光の思い出をより一層味わい深いものにしてくれることでしょう。

広島レモン香る至福の新食感スイーツ「淡雪花」

出典：藤い屋

「淡雪花（あわせつか）」は、広島の老舗和菓子店「藤い屋」が開発した、和と洋の技法を融合させた革新的なスイーツです。名前は「淡雪」と「雪花（ゆきはな）」を掛け合わせたもので、雪の結晶をイメージした銀の箔押しパッケージが特徴的。見た目の美しさも相まって、贈り物やお土産にぴったりな一品です。
 
このスイーツの最大の魅力は、そのユニークな食感のコントラスト。外側は氷餅を使用したシャリっとした食感が楽しめ、内側はフランス式マシュマロ「ギモーヴ」のふわふわ食感、さらに中心にはぷるんとしたレモン羹が詰まっています。しゃり、ふわ、ぷるんの3つの食感が一度に楽しめる、まさに新感覚のスイーツです。
 
味わいにもこだわりが詰まっており、広島県産のレモン果汁と果皮をたっぷり使用。爽やかな香りとほんのり酸味の効いたさっぱりとした味わいは、和菓子と洋菓子の良いところを見事に融合させたものです。
 
価格は1個250円、4個入りは1,040円（税込）と手頃で、約15日間の日持ちがするため、ギフトやお土産にも最適です。藤い屋直営店やCOCONCA直営店、一部の百貨店で購入可能で、観光客や地元民の間でも注目を集めています。
 
「淡雪花」は、伝統的な和菓子の技術と現代的なスイーツの要素が巧みに組み合わさった新しい銘菓。宮島の自然を感じさせるその繊細なデザインと爽やかな味わいは、訪れる人々に新たな驚きと感動をもたらす逸品です。

パイ生地×あんこの絶妙ハーモニー「あんころね」

出典：パティスリーナオヒラ パティスリーナオヒラ

「あんころね」は、宮島の老舗和菓子店「藤い屋」が手掛ける新感覚のスイーツで、表参道商店街にある「古今果anco」で販売されています。サクサクのパイ生地に、藤い屋の伝統的な粒あんと生クリームを詰めた絶妙な組み合わせが魅力。和と洋が見事に調和した新しいスタイルの和菓子として、観光客や地元民から注目を集めています。
 
ベーシックな「あんころね」の他にも、カスタードクリーム、宇治抹茶クリーム、スイートポテトの全4種類がラインナップされており、好みに応じて選べるのも楽しみの一つです。価格は1本250円（税込）と手頃で、ワンハンドで気軽に食べられるため、観光中の小腹を満たすおやつとしても大人気です。
 
店内のガラス張りの工房では、職人が一つひとつ丁寧に作る様子を見学することができ、出来たての美味しさをそのままテイクアウトすることも可能です。手土産にも最適で、甘さ控えめの粒あんとまろやかなクリームのハーモニーが絶妙と高く評価されています。
 
「あんころね」は、伝統的な和菓子の味わいを現代風にアレンジした新しい名物スイーツ。見た目の可愛らしさと手軽に楽しめる手軽さも相まって、宮島観光の思い出にぴったりの一品です。訪れた際は、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

宮島に行ったらお土産を買って帰ろう！

宮島のお土産は、定番の和菓子や個性的な食品、職人技が光る工芸品まで、バリエーション豊かです。観光の思い出を鮮やかに彩るだけでなく、大切な人への贈り物にも最適です。現地でしか手に入らない限定品も多いため、旅のついでにぜひチェックしてみてください。実際に手に取ることで、宮島の魅力を五感で感じられるでしょう。次回の旅行の際には、今回ご紹介したお土産選びのヒントを参考に、宮島らしい逸品を見つけてみてはいかがでしょうか？