栃木には魅力的なお土産がいっぱい！

栃木県のお土産は、地域の魅力や特産品を活かした多彩なラインナップが魅力です。いちごの名品「とちおとめ」を使ったスイーツや、宇都宮餃子、佐野ラーメンなどのご当地グルメは特に人気。さらに、日光の「生ゆば」や那須高原の乳製品を使ったチーズケーキなど、地域ごとの特色が詰まった商品も豊富です。老舗の伝統菓子から新感覚スイーツ、さらには個包装のお菓子まで揃い、ばらまき土産にも最適。品質の高さとバラエティの豊富さが魅力の栃木土産は、旅行の思い出をより特別なものにしてくれるはずです。ぜひ訪れた際は、栃木ならではの一品を探してみてください。

栃木のおすすめお土産12選

生クリームたっぷり！ふんわり優しい那須の銘菓「御用邸の月」

出典：ホテルエピナール那須

「御用邸の月」は、那須を代表する銘菓で、観光客からも高い支持を得ている人気の定番土産です。贅沢に使用した生クリームをベースにした濃厚なカスタードクリームを、ふんわりとしたカステラ生地で優しく包み込んだ上品な味わいが特徴。全国菓子大博覧会で「橘花榮光章」を受賞した実力派で、栃木県推奨銘菓にも選ばれています。個包装でばらまき土産や贈り物にも最適。夏は冷やして食べるとより美味しく、冬季限定の「完熟とちおとめ」バージョンも見逃せません。お菓子の城 那須ハートランドの看板商品として、那須観光の際にはぜひ手に取りたい一品です。

30年愛され続ける濃厚チーズの至福「御用邸チーズケーキ」

出典：チーズガーデン公式ストア

「御用邸チーズケーキ」は、那須高原の洋菓子ブランド「チーズガーデン」が1994年に発売した看板商品で、30年にわたり多くの人々に愛され続けています。数種類の厳選チーズを独自のレシピでブレンドし、職人が手焼き窯で一つひとつ丁寧に焼き上げることで、濃厚かつしっとりとした食感とまろやかな味わいを実現しています。保存料不使用ながら16日間の保存が可能で、常温で持ち運べるため、贈答品やお土産にも最適。冷やしても温めても異なる味わいが楽しめるのも魅力です。年間150万個を売り上げる大ヒット商品で、2022年にはパッケージと味がリニューアルされ、さらに進化。那須観光のお土産選びでは外せない逸品です。

バターが香る上品な白餡に心和む「チャット」

出典：とちまるショップ オンライン

「チャット」は、栃木県宇都宮市の老舗和菓子店「うさぎや」が1967年から販売する銘菓で、地元民から長年愛され続ける定番のお土産です。バターを練り込んだほろほろの皮で、なめらかで上品な白餡を包んだ優しい甘さが特徴。詩人で書家の相田みつをが命名し、パッケージデザインも手がけたことでも知られています。「チャット」という名前には、「心のとけあった方たちとおしゃべりしながら美味しく食べてほしい」という想いが込められており、その素朴な味わいは幅広い世代に親しまれています。緑茶やコーヒー、紅茶にもよく合い、1個105円から購入可能な手軽さも魅力。宇都宮を訪れたら、ぜひ手に取りたい名物土産です。

日光東照宮の三猿がキュートな和スイーツ「三猿もなか」

出典：元祖日昇堂オンラインショップ

「三猿もなか」は、日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿をモチーフにした愛らしい和菓子で、日光の老舗和菓子店「日昇堂」が製造する人気のお土産です。もち米を使用した香ばしい最中の皮に、くるみとキャラメルクリームを挟んだ独特の味わいが魅力。三猿それぞれの表情が可愛らしくデザインされており、見た目にも楽しめるお菓子です。1箱9個入りで、賞味期限は製造日から90日と長めのため、日持ちするお土産としても重宝します。日光東照宮参拝の記念品や、日光の伝統を感じられる和菓子として、家族や友人への贈り物にぴったりの一品です。見た目の可愛さと上品な味わいで、日光観光の思い出を彩ってくれるでしょう。

和風クッキーで包んだ絶品あんこの逸品「きぬの清流」

出典：虎彦製菓

「きぬの清流」は、栃木県の虎彦製菓が手がける銘菓で、日光国立公園を象徴する和菓子として半世紀以上にわたり愛され続けています。油脂を一切使用せず、小麦粉と砂糖を卵で練り上げた和風クッキー生地に、上質な小豆餡をサンドした独自の製法が特徴。世界で1台しかないバンドオーブンで焼き上げることで、しっとりとした口当たりと爽やかな香りが生まれます。定番の小豆餡に加え、「とちおとめ」や「栗」などの季節限定フレーバーも展開。保存料や合成着色料を使用せず、自然な味わいを追求しています。8個入りで864円（税込）と手頃で、賞味期間は80日と長め。観光客だけでなく地元の人々からも愛される栃木の定番お土産です。

1000匹に1匹の幸運を呼ぶ可愛いワンコ「ぼくポチシリーズ」

出典：Amazon

「ぼくポチシリーズ」は、栃木県栃木市の和菓子店「もめん弥」が製造する可愛らしい犬の形をした焼き菓子です。バターの香り豊かな皮に、ほっくりとした黄身餡を包み込んだ素朴で温かみのある味わいが特徴です。魅力的なポイントは、5種類の表情（おすまし、にっこり、おやすみ、泣き虫、ウインク）があり、どの表情が出てくるかはお楽しみという遊び心あふれる仕掛けです。さらに、1000匹に1匹の割合で現れる「幸運のまゆげポチ」を見つけたら、願いが叶うかも、というワクワク感も話題です。1個216円（税込）から購入でき、日持ちもするため、プチギフトやばらまき用の栃木土産としても人気を集めています。可愛らしさと味わいの両方が楽しめる、思わず笑顔になるお土産です。

サクッと香ばしい国産大麦100%の逸品「大麦ダクワーズ」

出典：大麦工房ロア

「大麦ダクワーズ」は、栃木県足利市の「大麦工房ロア」が手がける、国産大麦100%を使用した独創的な焼き菓子です。フランスの伝統菓子「ダクワーズ」をアレンジし、小麦粉の代わりに地元契約農家の二条大麦を使用することで、香ばしい風味とサクッとふわっとした独特の食感を実現。中にはまろやかなアーモンドクリームが入っており、香りと味のハーモニーが楽しめます。プレーン、いちご、マロンなど多彩なフレーバーが揃い、飽きずに楽しめるのも魅力です。2010年にはモンドセレクション金賞を受賞し、その品質は折り紙付き。大麦に含まれる食物繊維やβ-グルカンが健康志向の方にも注目されており、地元の特産品を活かした革新的な栃木土産として、観光客からも高い人気を集めています。

40年の歴史が紡ぐ至極のチーズケーキ「日瑠華」

出典：明治の館

「日瑠華（ニルバーナ）」は、栃木県日光市の「明治の館」が40年以上にわたり提供する伝統のチーズケーキで、日光を代表する銘菓のひとつです。デンマーク産の最高級クリームチーズを贅沢に使用し、小麦粉を一切使わずに焼き上げたグルテンフリーのケーキとしても知られています。その名は、仏教用語の「最も優れたもの」を意味する「ニルバーナ」に由来し、日光山輪王寺の大僧正が「日に輝く瑠璃の華の如し」との想いを込めて命名しました。しっとりとした食感と濃厚なチーズの風味が特徴で、表面には特製のサワークリームを上掛けし、さっぱりとしたレモンの酸味が絶妙なバランスを生み出します。低温でじっくりと焼き上げる独自の製法が生み出す深い味わいは、地元の人々や観光客からも高い評価を受けています。日光を訪れた際には、40年の歴史が紡ぐ至極の味わいをぜひ堪能してください。

黒糖の香り漂うカリカリ揚げ饅頭「かりまん」

出典：高林堂

「かりまん」は、栃木県宇都宮市の老舗和菓子店「髙林堂」が手がける看板商品で、外はカリッと、中はしっとりとした絶妙な食感が楽しめる揚げ饅頭です。黒糖を使用した生地を185度の高温で揚げることで、香ばしくクリスピーな仕上がりを実現。中にはなめらかなこしあんがたっぷり詰まっており、黒糖のコク深い甘みと相まって、どこか懐かしい味わいが広がります。素材にもこだわり、日光産の卵や沖縄産の黒糖を使用。和三盆糖や日光産大豆のきな粉をまぶしたバリエーションもあり、桜、抹茶、さつま芋、チョコなどの季節限定フレーバーも展開しています。オーブントースターで温め直すと、揚げたてのようなカリカリ感が復活するのも魅力。日光では「日光かりまん」として特別仕様のバージョンも販売され、観光客のお土産として人気を集めています。

那須の酪農家たちの想いが詰まった幸せスイーツ「バターのいとこ」

出典：バターのいとこ

「バターのいとこ」は、栃木県那須の酪農家たちが生み出した新感覚スイーツで、バター製造の過程で生まれる副産物「無脂肪乳」を活用した革新的な商品です。無脂肪乳から作られた濃厚なミルクジャムを、バターの香り豊かなふわふわのワッフル生地でサンド。食べた瞬間に“ふわっ・シャリッ・とろっ”の3つの食感が楽しめるのが特徴です。東京・代々木八幡の人気レストラン「PATH」のオーナーシェフ後藤裕一氏が監修しており、洗練された味わいが魅力です。
 
さらに、「バターのいとこ」は、地域の酪農家の課題解決を図るとともに、障害のある人たちの就労支援にも貢献する「三方よし」の理念を体現した商品です。その取り組みが注目され、那須の新銘菓として観光客や地元の人々からも愛されています。見た目の可愛さと奥深いストーリーを持つ「バターのいとこ」は、心にも残る特別なお土産です。

足利の伝統が息づく風格の和菓子「古印最中」

出典：香雲堂本店

「古印最中」は、栃木県足利市の老舗和菓子店「香雲堂本店」が手がける伝統の銘菓で、足利の豊かな歴史と文化を体現する和菓子です。最中の皮には、足利学校や鑁阿寺、明治の巨匠・田崎草雲の落款など、足利ゆかりの古印がデザインされ、武士の精神を彷彿とさせる質実剛健な佇まいが特徴です。中には、北海道産の十勝白小豆を使用した上品な餡がたっぷりと詰められており、足利産の天然はちみつでまろやかな甘さに仕上げられています。
 
「古印最中」は、お茶との相性が抜群で、贈答用にも最適な1個180円から36個入り6,660円まで、さまざまなサイズが展開されています。その独自の製法と長年の改良が重ねられた品質は、「至味一筋」の精神を象徴する逸品。地元の人々や観光客からも高い支持を集めており、足利を訪れた際にはぜひ手に取りたい一品です。風格あるデザインと上品な味わいは、足利の歴史や伝統を感じさせる格別な土産になるでしょう。

左甚五郎の技が息づくサクサク煎餅「日光甚五郎煎餅」

出典：Amazon

「日光甚五郎煎餅」は、日光東照宮の「眠り猫」の彫刻で有名な名匠・左甚五郎にちなんで名付けられた、日光を代表する銘菓です。創業明治40年の老舗「石田屋」が手がけるこの煎餅は、国産うるち米を使用し、バターオイルと塩のみでシンプルながらも深い味わいを実現。サクサクと軽やかな食感と、ほんのり香る塩バターの風味が絶妙で、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。
 
定番の塩バター味に加え、カマンベールチーズやトマトバジルなど、ユニークなフレーバーも展開されており、時代の嗜好にもマッチ。個包装されているため、ばらまき用のお土産にも最適です。日光観光の記念品としてはもちろん、オンラインストアでも購入できるため、旅の思い出を自宅で味わうことも可能。シンプルながらも奥深い味わいと洗練されたパッケージは、贈答品としても喜ばれる日光の定番土産です。

栃木に行ったらお土産を買って帰ろう！

栃木県のお土産は、地元の魅力や風土を感じられるものがたくさん揃っています。名物のお菓子やグルメ、伝統工芸品まで、栃木ならではの品々は旅の思い出を鮮やかに彩ってくれるでしょう。家族や友人へのお土産はもちろん、自分へのご褒美にもぴったりです。今回ご紹介した12選を参考に、栃木の魅力を詰め込んだ特別な一品を見つけてください。旅の余韻を楽しむひとときにも、心温まるひと品があなたを待っています。次回の旅でも、ぜひ栃木の新たな魅力を探してみてくださいね。