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伊勢のお土産10選!定番人気のお菓子や食品・雑貨・伊勢でしか買えないものまで
記事の目次
伊勢には魅力的なお土産がいっぱい!
伊勢のお土産は、歴史と地域の魅力が詰まった多彩なラインナップが特徴です。伊勢神宮を象徴する定番の「赤福餅」や、伊勢志摩の海の幸を活かした「伊勢海老せんべい」など、伝統的な風味を大切にしながらも新しい感覚が光る商品が揃っています。また、「おかげ犬サブレ」のような縁起物や、地元の真珠産業を取り入れた洋菓子「シェル・レーヌ」など、伊勢ならではの創意工夫が感じられる品も人気です。
さらに、伊勢うどんや松阪牛製品など三重県の特産品を活用した食品は、旅の思い出を深める一品としてぴったり。伝統の味を現代風にアレンジした「へんば餅」や「サトナカクッキー」は、おしゃれなパッケージで贈り物にも最適です。日持ちの良さや個包装の工夫がされている商品も多く、大切な人へのプレゼントとして喜ばれること間違いなし。伊勢を訪れた際には、ぜひ特別な一品を見つけてみてください!
伊勢のおすすめお土産10選
300年の伝統が織りなす五十鈴川の風情「赤福」
出典:赤福
赤福餅は、伊勢神宮の神域を流れる五十鈴川のせせらぎを模した優美な形状で、300年以上にわたり多くの人々に愛され続けてきた伊勢を代表する和菓子です。1707年創業の老舗「赤福」の象徴であり、その名は「赤心慶福(真心で喜びをもたらす)」に由来しています。餅の上に繊細なこし餡をのせた一つ一つの赤福餅は、本店で熟練の「餅入れさん」による手作りで仕上げられています。指先で描かれる三筋の線は、五十鈴川の流れを表現しており、技術の高さが伺えます。
赤福餅は季節ごとに異なる原材料が用いられ、夏にはシンプルな砂糖と小豆、もち米のみを使用し、冬には大豆由来の糖類加工品が加わるなど、繊細な風味の違いも楽しめます。その長い歴史は伊勢参りと深く結びついており、参拝者にとって欠かせない存在として親しまれています。伊勢のお土産として、今もなお多くの人々を惹きつける赤福餅。その味わいと伝統は、伊勢の魅力を象徴する一品と言えるでしょう。
天鈿女命の舞にちなんだ柔らか餡の逸品「岩戸餅」
出典:岩戸屋
「岩戸餅」は、伊勢神宮内宮前のおはらい町で1910年に創業した老舗「岩戸屋」が手がける伝統の銘菓です。その名は日本神話に登場する天鈿女命(あめのうずめのみこと)の岩戸神楽にちなみ、伊勢ならではの物語を感じさせる一品となっています。柔らかな餅生地に、北海道産小豆の上品なこし餡を包み込み、北海道産大豆の香ばしいきな粉をまぶした一口サイズの和菓子で、あっさりとした上品な甘さが特徴です。
原材料は餅米粉、砂糖、小豆、きな粉とシンプルながら厳選されており、賞味期限は通常7日間、夏季は5日間と、お土産としての実用性も抜群です。また、「岩戸餅」に加え、黒糖風味が楽しめる「大御神餅」や、季節限定の「桃岩戸餅」など、多彩なバリエーションも魅力のひとつ。岩戸屋の看板商品として「伊勢ブランド」にも認定されており、地域の伝統と文化を体現する伊勢土産の定番として親しまれています。伊勢を訪れる際は、ぜひ岩戸屋を訪れて、地元の風味を感じる岩戸餅を味わってみてください。
旅人をもてなした450年の歴史香る「二軒茶屋餅」
出典:二軒茶屋餅角屋本店
「二軒茶屋餅」は、1575年(天正3年)創業の老舗「二軒茶屋餅角屋本店」が手がける伊勢を代表する銘菓で、450年以上の歴史を誇ります。その名の由来は、勢田川の河岸にかつて存在した「角屋」と「湊屋」という2軒の茶屋にちなみ、伊勢参りの旅人をもてなしてきた茶屋文化を今に伝える逸品です。
二軒茶屋餅は、なめらかな餅皮で包まれたあっさりとした甘さのこし餡に、挽きたての香ばしいきな粉をまぶした素朴な味わいが特徴。江戸時代から昭和初期にかけては、舟参宮客が上陸する勢田川の船着き場で賑わい、その名は多くの参拝者に知られていました。
現在、本店では香り豊かな伊勢茶とともに、出来立ての二軒茶屋餅を味わうことができます。そのシンプルながらも奥深い味わいは、歴史と文化の薫りが感じられる一品です。伊勢を訪れた際には、450年以上受け継がれてきた伝統の味をぜひ楽しんでみてください。
伊勢参りの馬返し所で生まれた香ばしい逸品「へんば餅」
出典:へんば餅
へんば餅は、伊勢参りの文化と深く結びついた和菓子で、その名は参宮客が馬を返した「返馬所(へんばしょ)」に由来します。江戸時代から続く伝統の味として親しまれ、伊勢神宮へ向かう旅人たちが旅路の途中で楽しんだ名物です。
特徴的なのは、もちもちとした食感の団子生地に包まれた滑らかなこし餡と、両面に焼き色がついた香ばしさ。国産小豆をじっくりと炊き上げた餡は、一日寝かせることで味が馴染み、生地には蒸した米粉を搗き、柔らかく仕上げています。焼き上げには専用の機械が使われ、まれにハートや星形の焼き目が現れることもあり、訪れる人々を驚かせます。
へんば餅は日持ちがしないため、その日のうちに新鮮な風味を楽しむのが最適。香ばしさと餡の甘さが絶妙に調和したへんば餅は、伊勢を訪れる際にぜひ味わいたい一品です。その昔、旅人たちを癒やしたその味わいを、現代でも堪能してみてはいかがでしょうか。
秀吉も愛した手焼きの味わい「太閤出世餅」
「太閤出世餅」は、戦国時代の英雄・豊臣秀吉にまつわる逸話を持つ、伊勢の名物和菓子です。幼少期に伊勢神宮を訪れた秀吉が、茶店で食べた焼き餅を非常に気に入ったことからその名が付けられたとされています。この餅は、北海道十勝産の小豆を使用した粒餡を柔らかな餅で包み、職人が一つ一つ手焼きで仕上げる、昔ながらの製法を守り続けた一品です。
「太閤出世餅」は、伊勢参りをする人々にとって縁起物として親しまれており、その名の通り出世や成功を願う象徴として、百日参りや七五三などのお祝い事にも用いられています。また、個包装されているため衛生的でお土産にも適しており、多くの観光客に人気です。
伊勢神宮内宮の宇治橋前にある茶屋では、「太閤出世餅」と香ばしいほうじ茶のセットが提供され、参拝後のひと休みにぴったりです。伝統と歴史が感じられるこの餅は、伊勢を訪れた際にぜひ味わいたい名物の一つです。
天然よもぎの香り引き立つ上品な和の味「神代餅」
神代餅は、伊勢神宮内宮前の老舗「勢乃國屋」が手がける、伊勢を代表する和菓子です。鮮やかな緑色の生地には天然のよもぎがたっぷりと練り込まれ、北海道産小豆を使った上品なつぶあんが包まれています。添加物を一切使用せず、玄米から精米したもち米と天然よもぎのみで作られた、素材本来の風味を生かした草餅として人気を博しています。
昭和50年には皇太子殿下(現在の上皇陛下)に献上され、第19回全国菓子大博覧会では大臣賞を受賞するなど、その品質と味わいが高く評価されています。また、結婚式やお祝い事のギフトとして好まれる紅白パッケージの2個入りセットも用意され、幅広い用途で愛されています。
勢乃國屋の「茶房太助庵」では、神代餅とコーヒーを楽しめる「あまてらすセット」(税込290円)が提供され、参拝後のひとときを彩る特別なメニューとして好評です。12個入り1,000円、6個入り550円(税込)とリーズナブルな価格設定も魅力。伊勢神宮参拝の記念に、自然の香り豊かな神代餅をぜひ味わってみてください。
四角に切った餅に優しい餡の懐かしい味「さわ餅」
出典:へんば餅
さわ餅は、伊勢志摩・松阪地方で古くから親しまれている素朴な和菓子で、地域の伝統と風土が息づく郷土菓子です。四角く切られたのし餅に甘さ控えめのこし餡を挟んだシンプルな構造で、白餅とよもぎ餅の2種類があります。よもぎは裏ごしを行わず、ボイル殺菌のみを施した自然な風味が特徴です。
その名の由来には諸説あり、沢水で手返しして作ったことや、棹(さお)のような形状から転じた説、また伊雑宮の竹取神事で用いる笹竹を模したことに由来すると言われています。江戸末期の天保年間(1830年頃)、伊雑宮の祭で初めて販売されて以来、地元の人々に愛され続けてきた歴史があります。
さわ餅の魅力は、その控えめな甘さと昔ながらの素朴な味わい。消費期限が当日限りと短いため、できたての新鮮な風味をその日のうちに楽しむのがポイントです。価格も2個入り320円、5個入り800円(税込)と手頃で、お土産やお茶菓子として人気があります。伊勢志摩を訪れる際には、地元のぬくもりを感じるさわ餅をぜひ味わってみてください。
真珠貝をかたどった美しいマドレーヌ、優雅な甘さの秘密を探求!「シェル・レーヌ」
出典:シェル・レーヌ
「シェル・レーヌ」は、伊勢を代表する洋菓子で、真珠貝を模した美しいフォルムが印象的なマドレーヌです。その外はサクッと、中はしっとりとした食感が特徴で、北海道産バターや三重県産小麦「あやひかり」を使用した、上品で豊かな甘さが楽しめます。また、生地には御木本製薬が開発した真珠貝由来の「パールシェルカルシウム」が練りこまれており、独自の風味と栄養価をプラスしています。
保存料を一切使用せず、素材本来の美味しさを引き出した「シェル・レーヌ」は、2017年に「日本ギフト大賞 三重賞」を受賞するなど、その高い品質と味わいが広く評価されています。定番のプレーンフレーバーに加え、伊勢茶やあおさのりといった地元ならではのバリエーションも豊富で、贈り物やお土産としても人気の一品です。
伊勢志摩ならではの伝統と現代の感性が融合した「シェル・レーヌ」。その特別な味わいを、ぜひ一度試してみてください。
まるで伊勢の海の恵みを味わう一品、香ばしさが広がる揚げたての美味しさ!「若松屋のさつま揚げ」
出典:若松屋
伊勢の老舗「若松屋」は、明治38年(1905年)創業以来、上質な魚を使用し、合成保存料を一切使わない伝統製法でさつま揚げを作り続けています。
店頭では揚げたてのさつま揚げを提供しており、香ばしい香りとともに魚の旨味が口いっぱいに広がります。
人気商品には、9種類の具材が入った「伊勢ひりょうず」や、チーズを練り込んだ「チーズ棒」、タコの風味豊かな「たこ棒」などがあります。
これらはそのままおつまみとして楽しむほか、うどんやおでんの具材としても最適です。
「若松屋」は伊勢神宮内宮前のおかげ横丁内に店舗を構えており、食べ歩きや店内での試食が可能です。
おかげ横丁
伊勢参りの際には、ぜひ立ち寄って揚げたてのさつま揚げを味わい、本物の練り物の美味しさを堪能してみてください。
伊勢の伝統を受け継ぐ、しっとりとした甘さが絶妙な餅菓子!「虎屋ういろ」
出典:虎屋ういろ
虎屋ういろは、伊勢を代表する和菓子の一つで、もっちりとした食感と上品な甘さが魅力の生ういろです。1938年創業の専門店で、保存料を一切使用せず、昔ながらの製法で手作りされています。小麦粉を使うことで、米粉を使用したういろうと比べて弾力のある独特の食感が楽しめるのが特徴です。
定番の黒ういろや抹茶ういろ、小倉ういろに加え、季節限定の紅葉ういろなど、年間約50種類以上のバリエーションが展開されており、その豊富なラインナップが人気の理由の一つです。中でも、季節限定商品は旬の味覚を取り入れており、訪れるたびに新たな発見があります。
伊勢神宮を訪れる参拝客や地元の人々に長年愛されてきた虎屋ういろは、三重県外の一部店舗でも購入可能で、多くの人々に親しまれています。伝統を守りながらも新しい味に挑戦し続ける虎屋ういろは、伊勢の和菓子文化を現代に伝える重要な存在です。そのもっちりとした食感とさっぱりとした甘みは、伊勢を訪れる際にはぜひ味わいたい一品です。
伊勢に行ったらお土産を買って帰ろう!
伊勢のお土産は、伝統を感じる定番の銘菓や地元ならではの食品、そして心温まる雑貨など、多彩なラインナップが魅力です。旅の思い出を彩る一品として、自分用にはもちろん、大切な人へのプレゼントにもぴったりです。伊勢ならではの個性が詰まったお土産を選ぶ時間も旅の楽しみのひとつ。ぜひ、伊勢を訪れた際にはお気に入りのお土産を見つけて、素敵な旅の余韻を楽しんでください!
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