
東北のおすすめツーリングスポット5選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
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東北には魅力的なツーリングスポットがたくさん!
東北地方には、ライダーの心を掴む多彩なツーリングスポットが点在しています。特に人気の「磐梯吾妻スカイライン」は、福島県の猪苗代地方に位置し、標高1,600m付近の浄土平では火山の荒漠とした大地が広がる絶景が楽しめます。かつては有料道路でしたが、2013年7月から無料開放され、全長28.7kmの爽快なワインディングが楽しめるようになりました。
他にも、岩手県と秋田県の境に広がる「八幡平アスピーテライン」は、九十九折れの道が続く全長約26kmの山岳道路で、春先には「雪の回廊」が見られる絶景スポットです。青森県の「竜泊ライン」は津軽半島最北端の龍飛崎を目指す約20kmのルートで、田園風景から大海原までの変化に富んだ景観が魅力。秋田県の「鳥海ブルーライン」は標高1,500mまで一気に駆け上がる全長約34kmのロングワインディングで、森林限界を超えた山々の表情が見事です。これらのスポットは四季折々の表情を見せ、東北ツーリングの醍醐味を存分に味わえる場所となっています。
東北のおすすめツーリングスポット5選
異世界感抜群!天空を駆け抜ける絶景ロード「磐梯吾妻スカイライン」
出典;PIXTA
磐梯吾妻スカイラインは、まるで異世界に迷い込んだかのような圧倒的な景観が魅力の山岳道路です。全長約29km、最高標高1,622mに達するこのルートは、火山荒原特有の荒涼とした風景と針葉樹原生林が織りなす独特の景観が広がり、「日本のアリゾナ」とも称される日本離れした光景を楽しめます。特に標高1,600mの浄土平周辺は、アメリカのルート66を彷彿とさせる直線道路と火山地帯の絶景が広がり、異世界感は抜群です。
ハイシーズンや紅葉時期は観光車両で混雑するため早朝訪問がおすすめですが、その価値は十分。春には「雪の回廊」、夏は高山植物、秋は紅葉と季節ごとに表情を変える景観、浄土平周辺の散策コース、そして「吾妻八景」と呼ばれる8つの絶景ポイントなど、一度訪れるだけでは足りないほどの魅力に溢れています。日本の道100選にも選ばれたこの天空ロードは、東北ツーリングの白眉と言える存在です。
春の雪壁と神秘のドラゴンアイを体感「八幡平アスピーテライン」
出典;PIXTA
八幡平アスピーテラインは、岩手県と秋田県を結ぶ全長約27kmの山岳道路で、春の訪れとともに現れる「雪の回廊」が最大の見どころです。毎年4月中旬に冬季閉鎖が解除されると、道路の両側に高さ最大8mもの雪壁が出現し、日本一の長さを誇る雪の回廊となります。青空と白銀の壁のコントラストが生み出す景観は圧巻で、ゴールデンウィーク頃まで楽しむことができます。
もう一つの魅力は5月中旬から6月中旬にかけて現れる「八幡平ドラゴンアイ」です。山頂付近の鏡沼で、雪解け水によって中央部の雪が浮き上がり、徐々に溶けることで龍の目のような神秘的な景観が出現します。このほか、アスピーテラインからは岩手山の絶景を望むことができ、夏の高山植物、秋の紅葉と、四季折々の自然美を堪能できる東北屈指のドライブコースとなっています。
四季折々のパノラマと名物・雪の回廊「蔵王エコーライン」
出典;PIXTA
蔵王エコーラインは、宮城県と山形県を結ぶ全長約26kmの山岳観光道路で、蔵王連峰を東西に横断する絶景ドライブコースです。最大の見どころは4月下旬の開通から5月中旬頃まで楽しめる「雪の壁」で、最高積雪地点では約9mもの雪壁が道路両側にそびえ立ち、圧巻の「雪の回廊」を形成します。開通前には特別イベント「雪の壁フリーウォーク」も開催され、車両通行のない雪の回廊を歩ける貴重な機会となっています。
このルートは四季折々の表情を見せる東北屈指のパノラマロードで、夏はマイナスイオンたっぷりの新緑、9月下旬から10月下旬にかけては赤や黄色に燃える紅葉を楽しめます。タイトコーナーが連続するワインディングは走り応えも抜群ですが、11月初旬から翌年4月下旬までは冬期通行止めとなるため、走行できるのは1年の約半分という貴重なルートです。途中で分岐する蔵王ハイラインを利用すれば、蔵王のシンボルである火口湖「お釜」も訪れることができ、東北ツーリングでは外せない絶景スポットとなっています。
360度の大草原ビュー!爽快な直線ドライブ「寒風山パノラマライン」
出典;PIXTA
秋田県男鹿半島の付け根に位置する寒風山パノラマラインは、標高355mの寒風山を縫うように走る約10kmの絶景ドライブコースです。かつては有料道路でしたが、1986年に無料開放され、現在は秋田県道55号として親しまれています。最大の魅力は山頂付近の障害物のない大草原地帯で、森林地帯から一気に視界が開け、青々とした草原が広がる景観は圧巻です。
山頂にある「寒風山回転展望台」からは、男鹿半島や八郎潟の干拓地、日本海の海岸線、遠くには鳥海山や白神山地まで360度のパノラマビューが楽しめます。展望台は13分かけて一回転し、四方の絶景を堪能できるほか、地元の郷土料理や稲庭うどんも味わえるレストランも併設されています。この道路は標高が低く区間も短いため初心者ライダーでも楽しめる上、四季折々の表情を見せる自然美と爽快なドライブ体験が、東北ツーリングの隠れた名所となっています。
深いブナ林と温泉めぐりの森道「八甲田・十和田ゴールドライン」
出典;PIXTA
八甲田・十和田ゴールドラインは、青森市街から八甲田山を経て奥入瀬渓流、十和田湖へと続く国道103号線と102号線を総称した絶景ドライブルートです。このルートの最大の魅力は、東北特有の深いブナ林に囲まれた森の中を走る道路景観と、点在する名湯の数々です。萱野高原から始まる雄大な自然は一般的な杉林とは異なり、広大なブナの原生林が生み出す独特の深い森の雰囲気が味わえます。
ルート上には江戸時代から湯治場として栄えた酸ヶ湯温泉(160畳のヒバ千人風呂が有名)や日本三秘湯の谷地温泉など名湯が点在し、四季折々の表情も魅力です。春は「雪の回廊」、夏は新緑の森林浴、秋は紅葉の絶景が楽しめます。また、ルート途中には睡蓮沼や八甲田ブナ二次林、蔦七沼など見どころスポットも多く、八甲田山の雄大な自然を体感できる東北屈指のドライブコースとなっています。
東北の人気ツーリングスポットを満喫!
東北には、四季折々の風景やダイナミックな自然を体感できるツーリングスポットが満載です。広大な大地を駆け抜ける爽快感、道中で出会う地元のグルメや温泉もツーリングの楽しみのひとつ。今回ご紹介したスポットは、どれも初心者からベテランまで満足できる魅力的なルートばかりです。ぜひ次の旅の参考にして、東北の大自然を愛車とともに堪能してみてください。あなたの旅が最高の思い出になりますように。
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