苫小牧には魅力的な観光スポットがたくさん！

北海道の南西部に位置する苫小牧市は、自然の美しさと都市機能が絶妙に調和した魅力あふれる観光地です。ここでは、苫小牧の見どころを厳選して紹介します。
 
まず注目したいのは、苫小牧の豊かな自然環境。雄大な 樽前山 は、初心者にも挑戦しやすい登山ルートがあり、頂上からは太平洋を一望できます。また、野鳥観察の名所 ウトナイ湖 では、四季折々の鳥たちが湖畔を彩り、癒しの時間を提供してくれます。さらに、馬と触れ合える ノーザンホースパーク では、自然の中で北海道らしい体験が満喫できます。
 
苫小牧はまた、海産物の宝庫でもあります。地元の名物 ホッキ貝 を使った郷土料理は、訪れる人々を魅了する逸品。新鮮な海の幸を提供する飲食店が数多く立ち並び、食の楽しみも尽きません。
 
苫小牧は産業都市としての一面も持ち、幻想的な 工場夜景 が見られるのも魅力の一つです。夜の港や工場群が織りなす光景は、非日常的で心を打たれる美しさを放ちます。
 
アクセスの良さも苫小牧の大きな魅力です。新千歳空港から車で約30分、札幌からも日帰りが可能な距離に位置し、交通の利便性は抜群。週末の小旅行にも最適です。
 
苫小牧は、自然、都市、伝統、そして近代的な要素が調和する特別な街。訪れれば、きっとその独自の魅力に引き込まれることでしょう。次の旅先候補にぜひ、苫小牧を加えてみてはいかがですか？

苫小牧のおすすめ人気観光スポット9選

270種の野鳥が舞う自然の楽園「ウトナイ湖」

出典；PIXTA

ウトナイ湖は、北海道苫小牧市に位置する淡水湖で、野鳥の楽園として知られています。270種以上の鳥類が確認され、渡り鳥の重要な中継地・越冬地として、バードウォッチングの聖地となっています。国指定鳥獣保護区およびラムサール条約登録湿地に指定され、日本野鳥の会が管理するサンクチュアリとして保護・研究が進められています。湖畔には散策路が整備され、四季折々の自然を楽しむことができます。また、ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターでは、野鳥や自然について学べる展示や専門家による観察会が開催されており、初心者でも気軽に自然に触れられるスポットです。

神秘的な苔の絨毯が広がる秘境「樽前ガロー」

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樽前ガローは、苫小牧市の樽前山南麓に位置する渓谷で、自然の力が生み出した神秘的な景観が特徴です。樽前山の火砕流堆積物が長年の浸食で削られ、高さ約6メートルの渓谷が形成されました。この岩壁には60種類以上のコケ類が生育し、緑の絨毯のような光景を作り出しています。四季折々に異なる美しさがあり、特に初夏の新緑シーズンは見頃です。苫小牧市の自然環境保全地区に指定されており、貴重な生態系が守られています。訪れる際は、滑りやすい地面や野生動物に注意し、環境保護のため川に降りることは禁止されています。樽前ガローは、苫小牧の豊かな自然を象徴する秘境として多くの観光客を魅了しています。

冬は氷の宮殿に変わる絶景「七条大滝」

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支笏湖近くに位置する 七条大滝 は、落差16メートルを誇る名瀑で、冬には「氷の宮殿」と呼ばれる壮大な氷瀑に姿を変えます。12月下旬から3月中旬にかけて、滝周辺の岩壁から染み出た水が凍結し、一晩で30センチ以上の氷が成長することもあります。この迫力ある光景は、まさに冬の北海道ならではの絶景です。
 
観賞にはスノートレッキングツアーがおすすめで、初心者やファミリーにも人気があります。ツアーでは、長靴やアイゼンの貸出があり、経験豊富なガイドが安全に滝まで案内してくれるため、冬山に慣れていない方でも安心して参加できます。
 
七条大滝は、寒さが生み出す自然の芸術を体感できるスポットとして、多くの観光客を魅了しています。この冬、幻想的な氷瀑を見に出かけてみませんか？

太平洋と樽前山を一望できる絶景スポット「緑ヶ丘公園展望台」

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緑ヶ丘公園展望台は、苫小牧市を一望できる人気の絶景スポットです。高さ29.6メートルの展望台からは、太平洋、樽前山、支笏湖近郊の山々まで広がる雄大なパノラマビューが楽しめます。特に夜には、苫小牧市の工場夜景や街の灯りが輝き、幻想的な風景を堪能できます。
 
この展望台は、1998年に苫小牧市制50周年を記念して建設され、無料で開放されています。公園内には噴水や遊具があり、家族連れやカップルにも人気。また、エレベーターで展望室まで上がれるため、アクセスが便利なのも魅力です。
 
四季折々の美しい風景や、季節ごとに開催されるイベントも見逃せません。苫小牧の自然と街並みを満喫できる緑ヶ丘公園展望台に、ぜひ訪れてみてください。

初心者でも登れる！360度の大パノラマ「樽前山」

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樽前山は、初心者でも気軽に登れる山として人気があります。標高1,041メートルのこの火山は、7合目まで車でアクセス可能なため、登山のハードルが低く設定されています。登山道は整備されており、東山コースからの登頂は約1時間で可能です。山頂に到達すると、支笏湖や太平洋を含む360度の絶景が広がり、訪れる人々を魅了します。
この山では、火山特有の溶岩ドームや多様な高山植物を観察することができ、自然の美しさを存分に楽しむことができます。また、風対策としてウィンドブレーカーなどの装備が推奨されており、安全に登山を楽しむための準備も重要です。樽前山は、北海道の豊かな自然を体感できる絶好のスポットとして、多くの観光客に愛されています。

80頭の馬たちと触れ合える体験型テーマパーク「ノーザンホースパーク」

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新千歳空港から車で約15分とアクセス良好な ノーザンホースパーク は、馬とのふれあいをテーマにした体験型パークです。約80頭の馬が暮らすこの施設では、引退競走馬やポニーなど多彩な馬たちと触れ合い、癒しのひとときを過ごせます。
 
ここでは、季節を問わず楽しめる馬とのアクティビティが充実。観光ひき馬や乗馬体験、冬には馬そり体験といった特別な体験が可能です。また、ポニーたちによる「ハッピーポニーショー」も見どころのひとつ。競走馬のセカンドキャリアを支援する取り組みとして、引退した競走馬との触れ合いも人気です。
 
さらに、約1万坪に広がる ボタニカルガーデン では四季折々の花々を楽しめるほか、パークゴルフやサイクリング、冬季にはスノーラフティングなど、自然を活かしたアクティビティも盛りだくさんです。
 
ノーザンホースパークは、動物と自然の調和を体感し、家族連れからカップルまで幅広い層が楽しめる観光スポットです。ぜひ訪れて、心に残るひとときを過ごしてみてください。

四季を通じて自然を満喫！温泉付き総合公園「錦大沼」

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苫小牧市西部に位置する 錦大沼公園 は、総面積236.4ヘクタールを誇る広大な総合公園です。園内には周囲約3.5kmの 錦大沼 と周囲約1.6kmの 錦小沼 があり、四季折々の自然を満喫できます。
 
散策路 が整備されており、20分～50分のコースで森林浴や沼の景観を楽しむことができます。季節ごとに魅力的なアクティビティが用意されており、夏にはカヌー、秋には栗拾いやドングリ拾い、冬にはワカサギ釣りが人気です。
 
また、公園内には オートキャンプ場 があり、バンガローやログハウスでの宿泊が可能。さらに、源泉掛け流しの温泉施設 「ゆのみの湯」 で、露天風呂に浸かりながらリラックスすることもできます。
 
6月には約5000株の花菖蒲が咲き誇る 花菖蒲園 が見どころで、訪れる人々を魅了します。自然豊かな環境で多彩なアクティビティと温泉が楽しめる錦大沼公園は、一日中ゆったりと過ごせるレジャースポットです。

本物の宇宙ステーションに入れる！「苫小牧市科学センター・ミール展示館」

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苫小牧市科学センター・ミール展示館 は、世界に1機しか存在しない旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」の予備機を展示している unique な施設です。ここでは、宇宙開発の歴史と技術を身近に体感できます。
 
館内には、実物大のミール本体と天体観測モジュール「クバント」が展示され、内部に入って操縦室や無重力対応トイレなど、宇宙ステーションの生活を体感することができます。また、日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛氏に関する資料も展示され、宇宙への挑戦の歴史を学ぶことができます。
 
併設された プラネタリウム では、美しい星空を楽しめ、すべて無料で見学可能。入館料無料という手軽さもあり、多くの観光客や宇宙科学愛好家を魅了しています。
 
宇宙開発に触れ、夢を感じられる苫小牧市科学センター・ミール展示館を訪れて、未知の世界を体験してみませんか？

新鮮な海の幸と名物ホッキ貝を堪能「海の駅 ぷらっとみなと市場」

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海の駅ぷらっとみなと市場 は、苫小牧港に隣接する市場で、新鮮な魚介類や地元の野菜、果物が揃う人気スポットです。特に、苫小牧名物で水揚げ日本一を誇る ホッキ貝 を使った料理が充実しており、訪れる人々を魅了しています。
 
市場内には約15店舗の食事処があり、ホッキカレーや海鮮丼、ラーメンなど、新鮮な地元の海産物をふんだんに使った料理を堪能できます。また、早朝7時から営業しており、新鮮な海の幸を購入したり朝食を楽しんだりできるのも魅力です。
 
さらに、隣接する ほっき貝資料館 では、苫小牧の漁業の歴史やホッキ貝の生態について学ぶことができます。
 
ぷらっとみなと市場は、苫小牧の海の恵みを満喫できる観光スポットとして、地元の人々だけでなく多くの観光客からも愛されています。新鮮な味覚と市場の賑わいをぜひ体感してみてください。

苫小牧観光のベストシーズンは？

苫小牧を訪れるベストシーズンは、目的に応じて異なりますが、夏と秋が特におすすめです。夏（6月から8月）は、涼しく過ごしやすい気候が特徴で、ウトナイ湖の野鳥観察や錦大沼公園でのカヌーなど、アウトドア活動に最適です。秋（9月から11月）は、紅葉が美しく、樽前山や樽前ガローの自然景観が一段と映えます。特にウトナイ湖周辺では紅葉と湖のコントラストを楽しむことができ、散策にぴったりの季節です。
冬（12月から2月）にはワカサギ釣りが楽しめる錦大沼公園が人気で、雪景色の中でのアクティビティも魅力的です。一方で春（3月から5月）はまだ寒さが残るため、防寒対策が必要ですが、新緑の季節を迎える樽前ガローは訪れる価値があります。それぞれの季節に応じた楽しみ方があるため、自分の興味に合った時期を選ぶのがおすすめです。

苫小牧観光のモデルコース

苫小牧観光は雨の日どうする？

雨の日でも苫小牧は楽しめる観光スポットが充実しています。宇宙ステーション「ミール」の予備機を展示する無料の 苫小牧市科学センター・ミール展示館 では、宇宙開発の歴史に触れられます。新鮮な魚介類を使ったホッキカレーや海鮮丼が楽しめる 海の駅ぷらっとみなと市場 は、地元の味覚を堪能できる屋内施設として人気です。また、買い物や映画が楽しめる イオンモール苫小牧 や、歴史や文化を学べる 苫小牧市美術博物館、子供が体を動かして遊べる室内遊園地 Hug me kids など、家族連れからカップルまで幅広く楽しめるスポットが揃っています。これらの施設は市街地にあり移動も便利で、雨の日でも充実した観光が可能です。

苫小牧の人気観光スポットを満喫！

苫小牧市の観光スポットについて紹介をしていきました。工場の夜景であったり、原野や滝、山々などの自然の風景であったりと目で楽しむことのできる場所が多いです。また、貴重な展示がされている施設も多く、歴史が好きな方、科学が好きな方も大いに楽しめることでしょう。さらに、お肉から海鮮まで、北海道の魅力を存分に味わえる絶品グルメもたくさんあります。ゆっくりとした時間が流れる街苫小牧市をぜひ楽しんでくださいね。