金沢おすすめ観光スポット14選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
記事の目次
金沢には魅力的な観光スポットがたくさん!
金沢は、加賀百万石の城下町としての歴史と、現代アートが共存するユニークな観光地です。江戸時代の面影を残す兼六園や金沢城公園、風情ある茶屋街など、歴史的建造物が街中に点在し、訪れる人々を過去の時代へと誘います。また、金沢箔や加賀友禅といった伝統工芸も色濃く受け継がれ、観光客が体験できる機会も豊富です。
さらに、金沢21世紀美術館などの現代アート施設が、伝統と革新を融合させた文化的魅力を提供し、アートファンにも愛されています。食文化も見逃せないポイントで、新鮮な海産物や加賀野菜、和菓子まで、地元ならではの多彩な味覚を楽しめます。歴史探訪、アート、グルメといった多様な体験が詰まった金沢は、訪れるたびに新たな魅力を発見できる観光地として人気を集めています。
金沢のおすすめ人気観光スポット14選
日本三名園が魅せる四季の絶景「兼六園」
出典;PIXTA
兼六園は、日本三名園の一つとして知られる金沢を代表する庭園で、四季を通じて訪れる人々に美しい景観を提供しています。約11.4万平方メートルの広大な敷地には、春の桜、夏の新緑とカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りと、季節ごとに異なる魅力が広がり、特にライトアップされた夜景は幻想的です。
この庭園名は、中国の古典『洛陽名園記』に由来する「六勝」から名付けられました。広さ、静けさ、人工美、蒼古の趣、水の豊かさ、眺望という6つの要素を巧みに兼ね備えた設計は、江戸時代の庭園技術の集大成とも言えます。訪れる度に新たな表情を見せる兼六園は、金沢の歴史と自然が見事に調和した庭園です。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市兼六町1 |
アクセス |
車:北陸自動車道「金沢西IC」「金沢東IC」から約30分 北陸自動車道「金沢森本IC」から約20分 電車・バス: JR北陸本線「金沢駅」からバスで約15分、「兼六園下・金沢城」「広坂」「出羽町」下車すぐ |
駐車場 | 周辺のコインパーキング等をご利用ください |
営業時間 | 3月1日~10月15日 7:00〜18:00 10月16日~2月末日 8:00〜17:00 |
料金 | 大人(18歳以上) 320円 小学生・中学生・高校生 100円 |
金沢のおもてなしを象徴する美しき玄関口「金沢駅」
出典;PIXTA
金沢駅は、伝統と現代が融合した美しいデザインで、訪れる人々を温かく迎える金沢の玄関口です。東口(兼六園口)には、金沢ならではのユニークな建造物が並び、観光の始まりにふさわしいスポットとなっています。
「もてなしドーム」は、3,019枚のガラスと6,000本のアルミフレームで構成された巨大なドームで、雨や雪が多い金沢で傘を差し出す心を表現しています。また、鼓門は高さ13.7mの柱で支えられた門で、伝統芸能・能楽の鼓をイメージしたデザインが特徴的です。この駅は、アメリカの旅行雑誌「トラベル&レジャー」のWeb版で「世界で最も美しい駅14選」の6位に選ばれ、金沢の伝統と革新を象徴する場所として注目されています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市木ノ新保町1-1 |
アクセス | JR北陸本線「金沢駅」兼六園口(東口)から徒歩すぐ |
駐車場 | 周辺のコインパーキング等をご利用ください |
営業時間 | – |
料金 | – |
金沢の台所で300年、食の宝庫「近江町市場」
出典;PIXTA
近江町市場は、約300年の歴史を誇る「金沢市民の台所」として、豊かな食文化が集まる食の宝庫です。約170店舗が並ぶ市場では、新鮮な日本海の魚介類や地元の野菜、果物、加工食品など、バラエティ豊かな商品が揃い、観光客にも人気です。
市場内には海鮮丼や寿司、金沢おでんなどの地元名物を楽しめる飲食店が豊富で、「おみちょ」の愛称で地元民や料理人にも親しまれています。早朝から営業する店舗もあり、新鮮な海鮮丼を朝食に味わうことも可能です。また、「近江町いちば館」では、買い物から飲食までを一度に楽しめるため、訪れる人々にとって便利な施設です。地元の人々との交流も楽しめる近江町市場は、金沢の食文化を体験する観光スポットとして一度は訪れてみたい場所です。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市上近江町50 |
アクセス | JR北陸本線「金沢駅」から徒歩約15分 |
駐車場 | 近江町ふれあい館駐車場、近江町いちば館駐車場、近江町パーキング他周辺駐車場をご利用ください(すべて有料) |
営業時間 | – |
料金 | – |
現代アートと建築美の融合「金沢21世紀美術館」
出典;PIXTA
金沢21世紀美術館は、現代アートと革新的な建築が融合した金沢の新たなランドマークです。2004年に開館したこの美術館は、建築ユニットSANAAによる円形ガラス張りの建物が特徴で、その斬新なデザインが国際的に高く評価されています。
美術館の見どころには、レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」などの体験型作品があり、訪れる人々を楽しませています。建物には裏表がなく、360度どこからでもアクセス可能な開放的な設計が施されており、展覧会ゾーンと無料で入場できる交流ゾーンが分かれているため、地元市民の憩いの場としても利用されています。
金沢21世紀美術館は、現代アートを通じて伝統と新しい価値観の融合を目指し、城下町・金沢に新しい文化的な魅力を加える存在として、観光客と市民の双方に親しまれています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市広坂1-2-1 |
アクセス |
車:北陸自動車道「金沢西IC」「金沢東IC」から約20分 北陸自動車道「金沢森本IC」から約25分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」からバスで約10分、「広坂・21世紀美術 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで) |
料金 | 美術館建物(交流ゾーン)への入館は無料 |
日本海を望む白波デザインの新名所「金沢港クルーズターミナル」
出典;PIXTA
金沢港クルーズターミナルは、2020年6月にオープンした金沢の新たな海の玄関口で、そのデザインは日本海の白波をイメージした波形の屋根と、全面ガラス張りの開放的な造りが特徴です。このターミナルでは、訪れる人々が金沢の海を満喫できるさまざまな体験が用意されています。
2階にある「金沢港まなび体験ルーム」では、クルーズ船の操船シミュレーターや港についてのクイズが楽しめ、子どもから大人まで学びながら楽しめる施設です。また、日本海の景色を一望できるレストランと屋根付き展望デッキがあり、食事をしながら美しい海景色を堪能できます。
さらに、火曜日から日曜日の日没から21時まで、金沢港一帯は「加賀五彩」でライトアップされ、幻想的な夜景を楽しめます。金沢港クルーズターミナルは、クルーズ船の寄港地としてだけでなく、金沢の新しい観光スポットとして、海と港の魅力を発信する拠点となっています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市無量寺町リ65 |
アクセス |
車:北陸自動車道「金沢西IC」「金沢東IC」から約15分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」から車で約15分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 9:00~21:00 |
料金 | 無料 |
140年の時を経て蘇った黒漆喰の城門「鼠多門」
出典;PIXTA
金沢城の西側に位置する鼠多門は、約140年ぶりに復元された黒漆喰の城門で、その独特な外観と歴史的意義から金沢の新たな観光スポットとして注目されています。黒い海鼠漆喰(なまこじっくい)で仕上げられた外壁が特徴で、城郭建築としては全国的にも珍しいデザインとなっています。
2020年7月に鼠多門橋とともに完成し、金沢城公園と尾山神社を結ぶ新しい回遊ルートが誕生しました。内部見学も可能で、2階には展示パネルが設置され、門の歴史や構造について学ぶことができます。夜間にはライトアップが施され、幻想的な雰囲気を楽しむことができ、歴史的景観を豊かにしながら、城下町・金沢の魅力をさらに引き立てています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市丸の内1-1 |
アクセス | 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」からバスに乗り換え「南町」下車、徒歩約5分 |
駐車場 | 周辺のコインパーキング等をご利用ください |
営業時間 | 9:00~16:30(最終入館:16:00) |
料金 | – |
加賀百万石の栄華を今に伝える「金沢城公園」
出典;PIXTA
金沢城公園は、加賀百万石の栄華を今に伝える歴史的な公園で、かつて前田家の居城であった金沢城跡を整備し、2001年に一般公開されました。この公園には、歴史的な見どころが数多く点在しています。
公園のシンボル的存在である菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、2001年に復元され、城郭建築の美しさを感じることができます。2015年に再現された玉泉院丸庭園は、大名庭園として滝と一体化した色紙短冊積石垣が見どころです。また、2020年に完成した鼠多門と鼠多門橋は、黒い海鼠漆喰の外観が特徴で、金沢城と尾山神社を結ぶ新たなルートとなっています。
さらに、金沢城公園は「石垣の博物館」と称されるほど多種多様な石垣技術が見られる場所でもあり、歴史と自然が調和した美しい景観を四季を通して楽しめます。夜にはライトアップが施され、昼とは異なる幻想的な雰囲気に包まれるため、昼夜問わず訪れる価値のあるスポットです。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市丸の内1-1 |
アクセス |
車:北陸自動車道「金沢西IC」から約30分 北陸自動車道「金沢東IC」から約30分 北陸自動車道「金沢森本IC」から約20分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」からバスで「兼六園下・金沢城」もしくは「広坂」下車すぐ |
駐車場 | 周辺のコインパーキング等をご利用ください |
営業時間 | 3月1日~10月15日 7:00~18:00 10月15日~2月末日 8:00~17:00 |
料金 | 無料 |
金沢が誇る風情ある茶屋建築「ひがし茶屋街」
出典;PIXTA
ひがし茶屋街は、金沢を代表する歴史的な茶屋街で、1820年に加賀藩によって公認された花街として栄えました。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代の風情をそのまま残した町並みが特徴です。
茶屋街の見どころには、美しい出格子「木虫籠(きむすこ)」が特徴的な茶屋建築が並び、風情ある外観が目を引きます。また、国指定重要文化財の「志摩」や金沢市指定保存建造物の「懐華楼」などは、内部見学も可能で、江戸時代の趣を感じられます。金箔工芸品や和菓子店、カフェなど、伝統と現代が融合した店舗が軒を連ね、訪れる人々を楽しませています。
夕暮れ時には三味線の音が響き、ガス灯の明かりが町並みを照らして幻想的な雰囲気に包まれるため、ひがし茶屋街は金沢の伝統文化と歴史を体感できる貴重なスポットとして、国内外の観光客を魅了しています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市東山 |
アクセス |
車:JR北陸本線「金沢駅」から約10分 北陸自動車道「金沢東IC」、北陸自動車道「金沢森本IC」から約15分 北陸自動車道「金沢西IC」から約25分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」からバスで約15分、「橋場町」から徒歩約5分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | – |
料金 | – |
創業1818年、金沢和菓子の老舗「あめの俵屋 本店」
出典;PIXTA
あめの俵屋本店は、1830年創業の金沢で最も古いあめ屋で、190年以上にわたり伝統的な製法と味を守り続けています。その歴史は、初代次右衛門が母乳の出ない母親たちのために栄養価の高い食品を考案したことに始まりました。主力商品である「じろあめ」は、国産米と大麦、白山の伏流水のみを使用し、添加物や保存料を一切含まない、体に優しい飴として知られています。
本店は、金沢市指定保存建造物に指定されている風情ある店構えが特徴的で、来店者はツボ型の容器に「じろあめ」を竹の箸で詰める体験も楽しめます。また、うめ風味や棒状タイプ、ひと口飴など、さまざまなバリエーションの商品も揃えており、金沢駅や小松空港でも購入可能です。あめの俵屋本店は、金沢の和菓子文化を象徴する存在として、多くの人々に愛され続けています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市小橋町2-4 |
アクセス | 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」から徒歩20分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 月~土 9:00~18:00(冬期は17:30) 日 9:00~17:00 |
料金 | – |
加賀の奥座敷、静寂に包まれた秘湯「湯涌温泉」
出典;PIXTA
湯涌温泉は、金沢市の南東約20kmに位置する静かな山間の温泉地で、「金沢の奥座敷」として親しまれています。1300年以上の歴史を持ち、加賀藩の歴代藩主も湯治に訪れた由緒ある温泉地です。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、肌に優しく、リウマチや神経痛に効果があるとされ、穏やかな温泉効果が特徴です。
湯涌温泉は、大正時代の詩人画家・竹久夢二が愛人・彦乃と過ごした「ロマンの湯」としても知られています。温泉街には9軒の温泉旅館があり、金沢ならではの海の幸や山の幸を生かした加賀料理が楽しめます。また、「金沢湯涌夢二館」や「金沢湯涌江戸村」などの文化施設も充実し、温泉だけでなく文化に触れることができるエリアです。
毎年10月に開催される「湯涌ぼんぼり祭り」は、アニメの影響で始まった新しい伝統行事で、多くの観光客を集めています。湯涌温泉は、金沢観光の拠点としても便利で、静かな山里で温泉と文化をゆっくり楽しめる魅力的な観光地です。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市湯涌町イ1 |
アクセス |
車:JR「金沢駅」から車で約30分 北陸自動車道「金沢西IC」から約40分 北陸自動車道「金沢東IC」「金沢森本IC」から約30分 電車・バス:北陸鉄道路線バス「湯涌温泉」バス停から徒歩約3分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | – |
前田家ゆかりの荘厳な神社建築「尾山神社」
出典;PIXTA
尾山神社は、加賀藩祖・前田利家とその正室お松の方を祀る神社で、金沢市のシンボル的存在として広く知られています。1873年に創建された本殿は、古式に則った三間社流造で、簡素でありながらも神聖な雰囲気を漂わせています。
神社の最大の見どころは、1875年に建てられた「神門」で、和漢洋の三様式が融合した独特な建築様式が特徴です。第一層は金沢の戸室石を用いた3連アーチ構造、第二・第三層は銅板で覆われ、特に第三層には四面にギヤマンと呼ばれる色ガラスがはめ込まれています。さらに、屋根頂部には日本最古とされる避雷針が設置されています。
夜間には神門がライトアップされ、色ガラス越しに漏れる光が幻想的な雰囲気を演出します。また、境内には前田利家とお松の方の像も建立されており、加賀藩の歴史を感じさせるスポットとして訪れる人々を魅了しています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市尾山町11-1 |
アクセス |
車:JR北陸本線「金沢駅」からタクシーで約5分 北陸自動車道「金沢東IC」から約20分 北陸自動車道「金沢西IC」から約30分 |
駐車場 | あり |
営業時間 |
お祓い時間 9:30〜15:30 授与所・御朱印受付時間 8:30~18:00 |
料金 | 御祈祷の内容による |
浅野川沿いに佇む風情の町並み「主計町茶屋街」
出典;PIXTA
主計町茶屋街は、浅野川沿いに位置する金沢三茶屋街の一つで、ひがし茶屋街やにし茶屋街に比べて規模は小さいものの、静かで趣のある町並みが魅力です。江戸時代からの風情を色濃く残し、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
この茶屋街には3階建ての茶屋建築が並び、浅野川の流れと調和した美しい景観が特徴です。「暗がり坂」と「あかり坂」という特徴的な石段があり、昔ながらの風情が漂っています。夕暮れになると茶屋や小料理店に明かりが灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。
また、主計町茶屋街は文豪・泉鏡花や五木寛之ゆかりの地としても知られており、文学碑などが点在しています。静かに金沢の伝統的な風情を楽しめる場所として、多くの観光客を魅了しています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市主計町 |
アクセス |
車:JR北陸本線「金沢駅」から約10分 北陸自動車道「金沢東IC」から約15分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」からバスで約15分、「橋場町」から徒歩約5分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | – |
料金 | – |
加賀藩上級武家の暮らしを今に伝える「武家屋敷跡 野村家」
出典;PIXTA
武家屋敷跡 野村家は、加賀藩の上級武士の暮らしを今に伝える貴重な文化財で、1200石の禄高を持つ野村家が11代にわたり加賀藩の重職を務めた歴史ある邸宅です。敷地は約1,000坪に及び、土塀や曲水などの伝統的な要素を残し、加賀藩の豪商の邸宅から移築された上段の間や謁見の間を備えています。
庭園は美しい池泉回遊式で、ミシュラン観光ガイドで2つ星を獲得するなど、海外からも高い評価を受けています。また、2階の茶室「不莫庵」では、庭園を眺めながら抹茶を楽しむことができ、落ち着いた雰囲気の中で当時の生活に思いを馳せられます。
敷地内の「鬼川文庫」には、野村家伝来の刀剣や書状などの貴重な資料が展示され、歴史好きにも見どころ満載です。野村家は、金沢の長町武家屋敷跡で唯一一般公開されており、加賀藩の上級武士の生活様式や文化を体感できる貴重な観光スポットとして多くの人々を惹きつけています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市長町1丁目3-32 |
アクセス |
車:JR北陸本線「金沢駅」から車で約15分 北陸自動車道「金沢西IC」から約15分 北陸自動車道「金沢東IC」「金沢森本IC」から約20分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」からバスで約10分、「香林坊」から徒歩約5分 |
駐車場 | あり |
営業時間 |
4月~9月 8:30~17:30 10月~3月 8:30~16:30 ※入館は閉館の30分前まで |
料金 | 大人 550円 高校生 400円 小・中学生250円 |
加賀藩主の血を引く姫君たちの御殿「成巽閣」
出典;PIXTA
成巽閣は、加賀藩前田家の奥方のために1863年に建てられた御殿で、江戸時代末期の武家建築として貴重な遺構です。元は「巽御殿」と呼ばれ、現在もその豪華で独特な造りが訪れる人々を魅了しています。
建物は、武家書院造と数寄屋風書院造を一つの棟に融合させた独特な建築様式が特徴です。階下には紅漆が用いられ、間仕切りには金や雲母で装飾された紙が施され、華やかさが際立っています。一方、階上には白木が使用され、色壁が大胆に取り入れられた斬新なデザインが特徴です。
成巽閣は国の重要文化財に指定されており、大名正室の御殿としては日本で唯一現存する建物です。加賀百万石の文化と工芸の粋を集めた建築物で、金沢の歴史と伝統を今に伝える貴重な観光スポットとして、多くの観光客に親しまれています。
項目 | 情報 |
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住所 | 石川県金沢市兼六町1-2 |
アクセス |
車:北陸自動車道「金沢東IC」から車で約25分 北陸自動車道「金沢西IC」から車で約30分 電車・バス:JR北陸本線「金沢駅」東口からバスで約15分、「県立美術館・成巽閣」下車すぐ JR北陸本線「金沢駅」東口からバスで約15分、「出羽町」から徒歩約3分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
料金 |
一般・大学生 700円~ 中・高校生 300円~ 小学生 250円~ 春の「雛人形雛道具特別展」 2月上旬~4月中旬のみ特別料金 大人 1000円 中・高校生 400円 小学生 300円 |
金沢観光のベストシーズンは?
金沢は四季折々の魅力を楽しめる都市で、特に春と秋が観光に適したベストシーズンとされています。春(3月下旬〜5月上旬)には、兼六園や金沢城公園で美しい桜が咲き誇り、穏やかな気候の中で花見が楽しめます。秋(10月中旬〜11月中旬)は紅葉が見ごろを迎え、兼六園や卯辰山公園が鮮やかに彩られ、また、秋は旬の食材が豊富で金沢の美味しい食文化も堪能できます。冬(12月〜2月)には雪景色や雪吊りなど金沢特有の風景が広がり、冬の新鮮な海産物も味わえる季節です。なお、観光客が多く訪れる連休や週末は混雑するため、可能であれば平日の訪問がおすすめです。また、梅雨(6月中旬〜7月中旬)は雨が多く、屋外観光には向かない日があるので注意が必要です。
金沢観光のモデルコース
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
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9:00 | 金沢駅 | 鼓門と駅のモニュメントを見学、写真撮影 |
9:30 | 兼六園 | 日本三名園の一つで庭園散策、美しい風景を満喫 |
11:00 | 金沢城公園 | 城跡や石垣を見学、歴史に触れる |
12:00 | 近江町市場 | 地元の新鮮な海鮮を楽しむランチタイム |
13:30 | ひがし茶屋街 | 伝統的な茶屋建築を鑑賞、金箔アイスを味わう |
15:00 | 長町武家屋敷跡 | 武家屋敷の街並みを散策、歴史を感じる |
16:30 | 21世紀美術館 | 現代アートを楽しむ、レアンドロの「スイミング・プール」など |
18:00 | 香林坊 | ショッピングやお土産探し、カフェで休憩 |
19:00 | 金沢駅に戻る | 夕食や帰路の準備 |
金沢観光は雨の日どうする?
金沢は雨の多い地域として知られていますが、雨の日でも楽しめる観光スポットが多くあります。まず、金沢21世紀美術館は現代アートを満喫できる屋内施設で、雨の日ならではの美しい見え方をする作品もあり、天候に関係なく楽しめます。近江町市場もアーケード付きのため、雨を気にせず金沢の豊かな食文化を堪能できるスポットです。さらに、石川県立美術館では、石川県の歴史と文化に関する作品を展示しており、併設のカフェも訪れる人々に人気です。ひがし茶屋街は、雨に濡れた石畳や茶屋建築がしっとりとした風情を醸し出し、独特の雰囲気を楽しめます。
また、金沢駅では「置き傘プロジェクト」により、無料で傘をレンタルできるので急な雨にも安心です。雨の日ならではの金沢の風情を感じながら、晴れの日とは異なる魅力的な観光体験を楽しめます。
金沢の人気観光スポットを満喫!
金沢は歴史と文化が息づく街で、観光スポットが豊富に揃っています。兼六園や金沢城公園といった定番の観光地に加え、ひがし茶屋街など風情ある街並みも見逃せません。また、金箔製品や加賀友禅といった伝統工芸品を楽しむことができ、グルメも充実しています。定番スポットを巡るだけでなく、地元の隠れた魅力を発見するのもおすすめです。季節ごとに異なる風景が楽しめるため、何度訪れても新たな発見があるでしょう。
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