稚内おすすめ観光スポット11選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
記事の目次
稚内には魅力的な観光スポットがたくさん!
稚内は、日本最北端に位置し、オホーツク海と日本海に面した独特な地理的環境が魅力の観光地です。この街は、サハリンを望む国境の町としての特性を持ち、雄大な自然景観や豊富な海産物が楽しめます。宗谷岬や宗谷丘陵では氷河期の名残を感じられ、オホーツク海と日本海が交わる漁場では新鮮な魚介類が豊富に獲れます。また、四季折々の美しい景色や涼しい気候は、サイクリングにも最適です。アイヌ文化やロシアとの交流を感じる歴史ある街並みも魅力で、自然愛好家、グルメ、歴史ファンなど、多様な旅行者を引き寄せています。
稚内のおすすめ人気観光スポット11選
日本最北端の地に立つ「宗谷岬」
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宗谷岬は北海道稚内市に位置し、日本本土の最北端として知られる岬です。北緯45度31分22秒にあり、晴れた日には約43km先のサハリン島を眺望できます。主な見どころとしては、北極星をモチーフにした「日本最北端の地の碑」や、間宮林蔵の銅像と世界平和の鐘が点在する宗谷岬公園、赤と白のストライプ模様が特徴の宗谷岬灯台があります。年間を通じて多くの観光客が訪れ、周辺には土産物店や食堂が並び、「日本最北端」をテーマにした施設も多く、訪れる人々に特別な体験を提供しています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬2 |
アクセス | R宗谷本線 稚内駅から宗谷バス(天北宗谷岬線)乗車 約50分「宗谷岬」バス停下車、 稚内空港から車で約25分 |
北の守り神、幸運を呼ぶ「北門神社」
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北門神社は稚内市中央に位置し、日本最北の神社として知られています。1785年に宗谷大神宮として創建され、1896年に現在地に移築されました。主な祭神には天照皇大神、武甕槌神、事代主神が祀られており、航海安全や大漁、商売繁盛、開運などのご利益が期待されています。境内には小さな子どもを連れた狛犬像があり、出産や子育てにも効果があるとされています。また、「えぞみくじ」という地元名物カニをモチーフにしたおみくじが人気です。稚内港を見下ろす小高い場所に位置し、初詣や例大祭時には多くの参拝者で賑わいます。境内からは「短歌の道」として整備された遊歩道が稚内公園へと続いており、観光スポットとしても注目されています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0022 北海道稚内市中央1丁目1-21 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から徒歩約15分、稚内空港より車で約30分、宗谷バス「神社前」バス停下車 徒歩2分 |
寒流の生き物たちと出会う「わっかりうむ 稚内市立ノシャップ寒流水族館」
稚内市立ノシャップ寒流水族館は、稚内灯台の近くに位置し、北方系の海洋生物を中心に展示する特色ある水族館です。1968年に開館し、日本で100番目の水族館となりました。主な見どころには、360度見渡せる回遊水槽があり、ホッケ、ソイ、カレイなどの北方系海水魚や「幻の魚」とされるイトウを観察できます。また、ゴマフアザラシやフンボルトペンギンの愛らしい姿が人気で、夏季には1日2回のショーが行われます。さらに、ミズダコやタラバガニ、ウニなど、稚内で採れる生き物も多数展示されています。特に「フウセンウオ」という北の海のアイドルと呼ばれる小さな丸い魚の展示にも成功しています。2018年には「わっかりうむ」という愛称が発表され、隣接する稚内市青少年科学館と共に地域の教育・観光施設として親しまれています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0026 北海道稚内市ノシャップ2丁目2-17 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から宗谷バス(市内線・坂の下線)乗車 約10分「ノシャップ」バス停下車、 稚内空港から車で約35分 |
最北の天然温泉で癒しのひととき「稚内温泉 童夢」
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稚内温泉「童夢」は、日本最北端に位置する天然温泉施設で、港町をイメージした船の形をした建物が特徴的です。この施設の魅力は、絶景を楽しめる浴室で、日本海に浮かぶ利尻島や礼文島の島影、黄金色に輝く夕日を眺めながら入浴できる点です。多彩な浴槽には寝湯、うたせ湯、薬湯、サウナ、露天風呂など10種類があり、さまざまな入浴体験を提供しています。また、館内はすべてバリアフリー設計で、誰もが利用しやすい環境が整っています。「日本最北端の温泉」として入湯証明書やオリジナルタオルなどの記念品も販売されており、地元の人々や観光客に親しまれ、稚内観光の疲れを癒す憩いの場として重要な役割を果たしています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0027 北海道稚内市富士見4丁目1487 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から宗谷バスで約20分、稚内空港から車で約30分 |
絶景夕日スポット「ノシャップ岬」
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ノシャップ岬は、稚内市の西海岸に位置し、日本海に沈む美しい夕日で知られる絶景スポットです。アイヌ語で「岬が顎のように突き出たところ」や「波の砕ける場所」を意味するこの岬は、感動的な光景を提供しています。特に、海に沈む夕陽が空と海を黄金色に染め、利尻富士のシルエットを浮かび上がらせる瞬間は必見です。展望台からは晴れた日には利尻島や礼文島を望むことができ、観光客に人気のスポットです。また、岬のシンボルとなっているイルカのモニュメントは、多くの人々の写真スポットとして親しまれています。さらに、ノシャップ寒流水族館や稚内市青少年科学館が近くにあり、観光の拠点としても利用されるため、ノシャップ岬は稚内を訪れる観光客にとって外せないスポットとなっています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0026 北海道稚内市ノシャップ2 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から宗谷バス(市内線・坂の下線)乗車 約10分「ノシャップ」バス停下車、 稚内空港から車で約35分 |
稚内のシンボル、氷雪の門がそびえる「稚内公園」
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稚内公園は、稚内市街地の高台に位置し、稚内のシンボルとして知られる「氷雪の門」を中心に、多くの歴史的モニュメントが点在する重要な観光スポットです。公園の主な特徴として、まず「氷雪の門」が挙げられます。正式名称は「樺太島民慰霊碑」で、高さ約8mの白い門と中央のブロンズ像が特徴的で、樺太で亡くなった人々を慰霊する目的で建立されました。また、終戦直後に樺太で命を落とした9人の女性電話交換手を追悼する「九人の乙女の碑」や、360度のパノラマビューが楽しめる「開基百年記念塔」、南極観測に貢献した樺太犬を記念する「南極観測樺太犬訓練記念碑」など、多彩なモニュメントが存在します。稚内公園からはサハリンや市街地の美しい景色を一望でき、2018年には「日本夜景遺産」にも登録されました。これらのモニュメントは、稚内の歴史と北方地域との深い関わりを物語っており、多くの訪問者に感動を与えています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0000 北海道稚内市稚内村ヤムワッカナイ |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から車で約10分、稚内空港から車で約25分 |
美しき巨大防波堤「稚内港北防波堤ドーム」
出典;PIXTA
稚内港北防波堤ドームは、稚内港を守る壮大な建造物で、その美しさと歴史的価値から北海道遺産に指定されています。総延長約427m、高さ約13.6mの半アーチ式ドームは、70本の円柱が並ぶ独特の景観を創り出しています。この建物は、旧樺太航路の発着場として使用されていた北埠頭への波の飛沫を防ぐために建設され、当時26歳の土木技師・土谷実が設計しました。1931年から1936年にかけて建設され、古代ローマ建築を思わせる太い円柱と優美な曲線が特徴です。現在でも防波堤としての機能を維持しつつ、観光名所として人気を集めています。稚内駅から徒歩約5分の場所に位置し、利尻島や礼文島行きのフェリーターミナルに隣接。ドームの独特の景観は、多くの観光客の写真スポットとなっており、稚内の歴史と技術の証として今も街を見守り続けています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から徒歩約5分、稚内空港から車で約20分 |
新鮮な海の幸の宝庫「稚内副港市場」
出典;PIXTA
稚内副港市場は、稚内の新鮮な海産物や地元の特産品を楽しめる複合施設で、1階には鮮魚店や土産物店、2階には飲食店が集まり、特に1940年創業の老舗・魚常明田鮮魚店の活蟹や刺身、干物が人気です。また、稚内の郷土料理「チャーメン」や海鮮丼を提供するてっぺん食堂や、新鮮な魚介を使った格安の海鮮丼を提供する海鮮丼専門店 魚常もあり、観光ミュージアム・ラウンジでは宗谷管内の観光情報やお土産が展示されています。地元の人々や観光客で賑わうこの市場は、稚内の食文化を体験できる重要な観光スポットとなっています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0021 北海道稚内市港1丁目6-28 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から車で約3分、稚内空港から車で約20分 |
昭和の面影残る歴史建築「旧瀬戸邸」
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旧瀬戸邸は、稚内の歴史と文化を今に伝える貴重な建築物で、瀬戸漁業株式会社の創設者であり日ソ漁業交渉の政府代表顧問を務めた瀬戸常蔵氏の邸宅として建てられ、現在は国の登録有形文化財に指定されています。大正時代の旅館を思わせる外観と赤レンガの煙突が特徴で、内部では宴会場や台所、居室など当時の生活様式を再現しており、特に囲炉裏に飾られた鉄製の帆船の造形美が圧巻です。開館時間は夏期(4月~10月)が10:00~18:00、冬期(11月~3月)が9:00~16:00で、入館料は一般200円、小中学生100円(団体割引あり)です。旧瀬戸邸は、稚内の漁業や国際関係の歴史を学べる貴重な文化施設として、地元住民や観光客に親しまれています。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒097-0022 北海道稚内市中央4丁目8-27 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から徒歩で約5分、稚内空港から車で約20分 |
野鳥たちの楽園「大沼野鳥観察館」
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大沼野鳥観察館は、稚内市の声問村に位置する野鳥観察スポットで、周囲約10kmの大沼に集まる多様な野鳥を観察できる施設です。春と秋には1,000羽を超える渡り鳥が飛来し、多い日には約4,000羽のハクチョウが沼面を埋め尽くす壮観な光景が見られ、冬季には天然記念物のオジロワシやオオワシの姿も観察できる可能性があります。無料で双眼鏡や望遠鏡をレンタルできるため、初心者でも気軽にバードウォッチングを楽しめ、入館料と駐車場も無料で、経済的に観光を楽しむことができます。大沼野鳥観察館は宗谷岬から約22km、車で約35分の場所にあり、稚内の豊かな自然を体験できる重要な観光スポットとなっています。開館期間は1月29日~2月末と3月25日~11月25日で、開館時間は9:00~17:00です。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒098-6642 北海道稚内市声問村声問 原野 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から宗谷バス乗車 約25分「声問」バス停下車、徒歩約20分、 稚内空港から車で約5分 |
氷河期の痕跡が残る絶景「宗谷丘陵」
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宗谷丘陵は、稚内市の宗谷岬の南側に広がる独特の地形を持つ丘陵地帯で、約1万年前の最後の氷河期に形成された周氷河地形として知られ、2004年に北海道遺産に選定されました。この地形は、なだらかな起伏と樹枝状に伸びる谷が特徴的な景観を形成し、土の凍結と融解の繰り返しによって独特の地形が生まれました。大正時代の山火事によって森林が失われ、現在は牧草地とササに覆われています。57基の風力発電施設が立ち並び、壮大な景観を創出しており、フットパスコースが整備されているため、「最北の白い道」と呼ばれるホタテの貝殻を敷き詰めた遊歩道が人気です。宗谷丘陵は、その独特の景観と歴史的価値から稚内を代表する観光スポットの一つとなっており、晴れた日にはサハリンや利尻山を望むことができ、日本離れした風景を楽しむことができます。
項目 | 情報 |
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住所 | 〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬 |
アクセス | JR宗谷本線 稚内駅から宗谷バス乗車約50分「宗谷岬」バス停下車、山方面へ徒歩約10分、 稚内空港から車で約30分 |
稚内観光のベストシーズンは?
稚内観光のベストシーズンは一般的に5月から10月とされており、この期間は気候が穏やかで観光スポットの多くが快適に楽しめます。特に注目すべき時期は、6月から8月の平均気温が20度前後の冷涼な夏で、避暑地として人気があり、また9月から10月には秋鮭やイクラ、サンマなどの秋の味覚が堪能でき、紅葉も楽しめます。10月上旬には大沼に白鳥が飛来し、野鳥観察の絶好の機会となります。ただし、稚内の気候は変わりやすいため、季節に関わらず防寒具や雨具の準備が推奨されます。冬季(11月から4月)は多くの観光施設が閉鎖されるため、訪問前に営業状況の確認が必要です。
稚内観光のモデルコース
稚内観光の1泊2日のモデルコースをご紹介します。自然の絶景や歴史、グルメなど、稚内の魅力を凝縮したコースです。
1日目
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
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9:00-10:30 | 稚内市動物ふれあいランド | 動物とのふれあい、自然散策 |
11:00-12:30 | 北海道立宗谷ふれあい公園 | 展望台からの眺望、パークゴルフ |
13:00-14:30 | 稚内副港市場 | 新鮮な海産物のグルメ体験 |
15:00-16:30 | 稚内港北防波堤ドーム | 歴史的建造物の見学 |
17:00-19:00 | ノシャップ岬 | 夕日鑑賞、イルカのモニュメント撮影 |
2日目
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
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8:00-9:30 | 稚内公園 | 氷雪の門見学、朝の散歩 |
10:00-12:00 | 宗谷岬 | 日本最北端の地の碑、絶景鑑賞 |
12:30-14:00 | 最北端の食堂 | ほたてラーメンなど地元グルメ |
14:30-16:00 | 稚内市立ノシャップ寒流水族館 | 北の海の生き物観察 |
このコースでは、稚内の主要な観光スポットを効率よく巡ることができます。1日目は市内のアトラクションを中心に回り、2日目は宗谷岬など少し離れた場所も訪れます134。レンタカーを利用すると移動がより便利になりますが、公共交通機関でも十分に楽しめるコースです。季節や天候に応じて、柔軟に調整することをおすすめします。
稚内観光は雨の日どうする?
雨の日の稚内観光でも楽しめるスポットがあります。例えば、稚内副港市場では新鮮な海産物や地元特産品を楽しむことができ、飲食店も多く、気軽に食事ができます。また、ノシャップ寒流水族館ではさまざまな海の生物を観察でき、家族連れにも人気です。稚内市青少年科学館では科学に関する展示や体験ができ、楽しみながら学ぶことができます。さらに、旧瀬戸邸では稚内の歴史と文化を学ぶことができ、屋根付きのエリアがある稚内公園でも雨の日に一部のモニュメントを楽しむことができます。地元の飲食店で名物料理や新鮮な海鮮を堪能したり、カフェでのんびり過ごすのも良い選択です。最後に、土産物店や商業施設を巡ってお土産を購入するのも楽しいアクティビティです。雨の日でも、屋内の観光施設や地元グルメを楽しむことで充実した時間を過ごせます。
稚内の人気観光スポットを満喫!
稚内は、雄大な自然と独自の文化が息づく魅力的な観光地です。オホーツク海に面したこの地には、北国ならではの美しい風景や歴史的な名所が点在しています。定番の観光スポットとしては、宗谷岬や稚内公園があり、壮大な景色を楽しめます。また、隠れた穴場スポットも数多く、観光客の少ない静かな場所で、ゆったりとしたひとときを過ごすことができます。美味しい地元のグルメも堪能し、心温まるおもてなしを受けられる稚内の旅は、忘れられない思い出となるでしょう。ぜひ訪れて、魅力溢れる稚内の魅力を体験してみてください。
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