隠岐島のキャンプ場周辺には絶景スポットがたくさんあります。ローソク島は島後の絶景スポットで、沖合の海に突き刺さるようにそびえ立つおよそ20メートルの高さの岩です。夕日が岩の先端に重なると、海に巨大なローソクに火が灯ったように見えます。遊覧船に乗っての鑑賞がおすすめで、冬期間以外に隠岐の島南方や赤崎岸壁から船が出ています。玉若酢命神社の八百杉は樹齢1000年～2000年の天然記念物で、若狭国から来た八百比丘尼が植えたという伝説からこの名前が付きました。八百比丘尼は少女の頃に父親が採った人魚の肉を食べてから不老不死の体となって800歳まで生きて全国を旅したという伝説の人物です。また、八尾川周遊かっぱ遊覧船はかっぱ伝説が残る西郷港から水祖神社までの美しい隠岐の島の風景が楽しめます。途中、かっぱ伝説にまつわる、水木しげる先生がデザインしたブロンズ像や、かっぱが住んでいたと伝えられている水神様が祀られているかっぱの淵を通ります。隠岐の島には他にもたくさんの隠岐の島ならではのスポットがありますので、キャンプの帰りにぜひ立ち寄ってみてください。