皆様こんにちは、スタッフの北澤です。
さて、今回は『焚火シート』についてです。
当サイトには『ウッドデッキサイト』『森林サイト』等のウッドデッキが付いたサイトがあります。『ウッドデッキでの焚火の際、防火板を必ずご利用ください』という事で常設しております。
っが・・・焚火シートがあるからっと使用しない方が多くおられます。
焚火シートだけの使用で出た結果が写真の状態です。
焦げも1～2ｃｍの深さです。これは火事になるレベル。
良く見ると焚火シートを敷いた後も残っています。
このお客様は何も告げすに帰られました。
悲しいですね・・・。
現在、100均でも『焚火シート』が販売されています。
安い物があればそれを購入する、それも分かります。
ただ、もう一度よく考えてください。
『焚火シートをなぜ使用するのか？』
これは地面に存在する微生物を殺さないため、自然への配慮だと思っています。
さて、焚火シートを実際に敷いて地面から数センチしか余裕のない焚火台や火起こし器を
焚火シートに置いてBBQやら焚火をした後に地面にどれだけのダメージがあるか
確認したことがありますか？。実際に触ってみてください。
数秒も触れない程熱くなっているのがわかります。
微生物は殆ど死に地面も焼きが入って固くなっている事もあります。
そうなんです、焚火シートは万能ではないんです。
薪が爆ぜて焚火台を飛び越して地面に落ちたものに関しては
焚火シートがあれば地面を焦がさずに済むかもしれません。
実際はデッキの床が写真の様に焦げるんです。
どこのメーカーのどの焚火シートか知りませんが、できれば防火板の使用を
お勧めいたします。ホームセンターに行くと『ケイカル板』という物が
売っています。12ｍｍ～15ｍｍ厚の物を45ｃｍ角にカットしてキャンプ時に使用する。
１枚1800×900サイズなので8枚は取れます。
落としたり乗ったりすると割れるのできをつけてくださいね。
このケイカル板を敷き、その上に焚火シートを敷く。またはその逆でもOK。
これで地面に対する影響もかなり減ると思います。
焚火台の足の短い物の場合はケイカル板の下に石をばらまいて空気層を作ってあげる。
これで地面への熱はかなり防げます。
防火板も万能ではありません。
もっと突き詰めれば100ｃｍ以上のＡＬＣ板を敷けば地面は熱くもなく
影響は殆どありません。
焚火シート・・・万能ではありません。
安心して焚火シートで焚火をしている方。
知らぬ間に自然を破壊しているかもしれません。
今一度、焚火シートについて考えてみてください。